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Web アプリに自作マップを導入するには?:Part1 ライブラリ編

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はじめに

神ゲー攻略でエンジニアをやっている yoko です。神ゲー攻略ではゲームの攻略で使える便利なツールを日々開発しています。特に最近は以下のようなマップサービスの開発を進めています。

今回はこのマップサービスを開発する中で溜まった知見を紹介できればと思います。
Part1 はマップライブラリ紹介編です。

前提

一般公開されている GeoJSON などを使って地図を作るのではなく、自分でゼロからマップを作るという前提で進めます。

マップライブラリについて

代表的なマップライブラリのトレンドは以下です。

スクリーンショット 2024-08-22 14.58.16.png

leaflet と mapbox-gl が人気であることがわかります。
今回はこの2つと mapbox-gl の OSS 版である maplibre-gl について見ていきます。

Leaflet

HTML をベースにマップを構築するライブラリで、学習コストが低くシンプルに始めることができます。

メリット

  • HTML/CSS でマップを構築できるので基本的な Web の知識があれば学習コストは小さい
  • マップに必要な機能は網羅されている

デメリット

Mapbox

有料のマップライブラリ。Mapbox 中心となって仕様を定めたベクトルタイルを使って WebGL で描画します。
元々は OSS でしたが、version 1.x から non-OSS となったため後述する MapLibre GL JS がフォークされて生まれました。

メリット

デメリット

MapLibre GL JS

前述の通り、Mapbox version 1.x をフォークした OSS。Mapbox と同じく WebGL で描画されるしベクトルタイルも使える。

メリット

  • 描画パフォーマンスが良い
  • 基本的に必要な機能は網羅されている

デメリット

ライブラリの選定

データが少なく描画パフォーマンスを気にしなくていい → Leaflet

大量のデータを扱う → MapLibre

MapLibre で満足できない → Mapbox

がいいんじゃないかなーと思います

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