UserモデルとMicropostモデルとの関連付け

Ruby on Railsチュートリアルの13章にて、2つの異なるモデル(デーブル)同士の関連付けについて
解説しており、理解を深めるため、アウトプット。

Micropostモデルの生成

Userモデル(あらかじめ生成済み)に関連付けさせるMicropostモデルをrailsコマンドにて生成する。

$ rails generate model Micropost content:text user:references

上記コマンドにより、ApplicationRecordを継承したモデルが作られる。
※この時、Userテーブル作成時同様、micropostsテーブルを作成するための
マイグレーションファイルも自動的に生成される。
　

user:referencesという引数を含めて、コマンドを実行すると、
ユーザーと１対１の関係であることを表すbelongs_toのコードが
Micropostモデルのファイルに追加される。

app/models/micropost.rb

class Micropost < ApplicationRecord
   belongs_to :user # この行が追記される。
end

　

さらに、自動生成されたMicropostモデルのマイグレーションファイルでは、自動的に
インデックスと外部キー参照付きのuser_idカラムが追加され、UserとMicropostを
関連付けする下準備をしてくれる。

db/migrate/[timestamp]_create_microposts.rb

class CreateMicroposts < ActiveRecord::Migration[5.0]
  def change
    create_table :microposts do |t|
      t.text :content
      t.references :user, foreign_key: true

      t.timestamps
    end
    add_index :microposts, [:user_id, :created_at] # ここの行！
  end
end

※user_idとcreated_atの両方を１つの配列に含めている点にも注目。
こうすることでActive Recordは、両方のキーを同時に扱う複合キーインデックス
(Multiple Key Index) を作成する。(複合キーインデックスの理解は後日。)　　
　

はじめに実行したrailsコマンドにより、下記テーブルが作成される。

UserテーブルとMicropostテーブルの関連付け

Micropostテーブル作成時にファイルに追記されたbelongs_toと

app/models/micropost.rb

class Micropost < ApplicationRecord
   belongs_to :user # この行。
end

Userテーブルのファイルに**has_many(1対多の関係を示す)**を手動で追記

app/models/user.rb

class User < ApplicationRecord
  has_many :microposts
  .
  .
  .
end

すると、以下のメソッドがrailsで使用出来るようになる。

メソッド	用途
micropost.user	Micropostに紐付いたUserオブジェクトを返す
user.microposts	Userのマイクロポストの集合をかえす
user.microposts.create(arg)	userに紐付いたマイクロポストを作成する
user.microposts.create!(arg)	userに紐付いたマイクロポストを作成する (失敗時に例外を発生)
user.microposts.build(arg)	userに紐付いた新しいMicropostオブジェクトを返す
user.microposts.find_by(id: 1)	userに紐付いていて、idが1であるマイクロポストを検索する

これらのメソッドを用いると、紐付いているユーザーを通して
マイクロポストを作成したりすることが出来る。

例)

railsコンソールにて

user = User.find(1)
micropost = user.microposts.build(content:"hoge")
# micropost変数のuser_idには、関連するユーザーのid(この場合はid:1)が自動的に設定される。