sakuraのレンタルサーバーにあるGitリポジトリにssh公開鍵認証で接続する方法（tortoiseGit編）

sakuraのレンタルサーバーにGitリポジトリを作成したのは良いものの、sshで接続するとプル／プッシュの時に毎回パスワードを要求されて困っていた。
Puttygenで秘密鍵・公開鍵を作成しTortoiseGitに登録する際の注意点を記載する。

◆大まかな手順

　①PuTTYgenで秘密鍵・公開鍵を作成する
　②公開鍵をsakuraサーバにアップロードし公開鍵の設定をする
　③tortoiseGitにて秘密鍵を利用する

①PuTTYgenで秘密鍵・公開鍵を作成する

• TortoiseGitの中にあるPuTTYgenを起動
  　　

• Generateボタンを押下
  　　

• この辺りでマウスをグルグル動かす
  　　

• 終わったらssh-rsaの部分を全行選択しテキストファイルにコピーし保存する
  ファイル名は「id_rsa_sakura.pub」などにする
  　　
  　※公開鍵は「Save public key」で保存しないので注意

• 次に「Save private key」を押して秘密鍵を保存する
  なんか出るけど構わす「はい」を選択する（「パスフレーズ設定してないけどええ？」って聞かれている）
  ファイル名は「id_rsa_sakura.ppk」などにする（拡張子をppkにする）
  　　

②公開鍵をsakuraサーバにアップロードし公開鍵の設定をする

• テキストファイルに保存した公開鍵（id_rsa_sakura.pub）を、ffftpやWinScpでsakuraサーバの
  「~/.ssh」にアップロードする
  ※アップロードする際は「テキストモード」で改行コードをCR/LFからLFに変更する

• terminal（PuttyやTeraTermなど）でsakuraサーバにログインする

• 次に~/.sshに移動

cd ~/.ssh

• アップロードした公開鍵（id_rsa_sakura.pub）を~/.ssh/authorized_keysに登録する

　　［~/.ssh/authorized_keysが存在しない場合］

cat ./id_rsa_sakura.pub > ./authorized_keys

　　［~/.ssh/authorized_keysが存在する場合］

cat ./id_rsa_sakura.pub >> ./authorized_keys

• authorized_keysのパーミッションを変更する

chmod 600 ./authorized_keys

③tortoiseGitにて秘密鍵を利用する

• Gitクローンする際に秘密鍵（id_rsa_sakura.ppk）を指定する
  　　

  設定しなおしたい場合は、TortoiseGitの設定で秘密鍵を指定する
  　　

設定は以上で完了