確認方法

相手に対して「正しくHello Worldと出力するプログラムを書いて実行してください」とお願いしてプログラムを書いてもらってください。おそらく以下のような結果になります。

基本的にパターンNo.1が大半ですが、No.2以降の結果となった場合は有益な情報となります。

結果パターン

残念ながら何も確認できません。

ほぼ間違いなく駄目プログラマです。

3年以上の開発経験者としてプロジェクトに参加しているにも関わらず、これに該当する人がたまにいます。

何を作るべきかを意識し、考えながら仕事をこなす人である可能性が高いです。
プログラマだけではなくシステムエンジニアにも向いてそうです。

聞かなくても「正しいとは～という定義です」みたいにコメントで定義を明確にしている人もこのカテゴリに入る可能性が高いです。(もちろん直ちに聞く方がいいですが)

技術好き、色々チャレンジしたがる可能性が高いです。
勝手に余計な処理を書いてる時点で諸刃の剣的な人材ですが、ちゃんと導くことができれば超有能な人材に化ける可能性が高いです。

英語力に長けており、正確かつ厳密に仕事をこなしてくれる可能性が高いです。個人的にこれが一番好きですが、今まで実際に会ったことはありません。

ポイントはHelloの後ろにカンマが入っているかどうかです。

# 正しい (最後はピリオドでもOK)
print("Hello, world!")

# 誤っている
print("hello world!")

ただし、何故そのように書いたかを説明できない場合は、何も考えずにカンマをつけた可能性が高くこのカテゴリには当てはまりません

カンマがなければ、Helloが間投詞ではなく動詞になってしまう。
- 例えば "Let's eat, grandma!" だと「(ごはんを)食べようよ、おばあちゃん!」になりますが、"Let's eat grandma!" だと「おばあちゃんを食べよう!」になります。

Hello Worldという短いコーディング、プログラム実行する中でもチェックできることは色々とあります。短いコーディングだからこそ真剣に観察してみましょう。以下のようなGOOD/BADポイントを見つけることができます。(ものすごい主観が入ってます)

GOOD

BAD

特に経験者、即戦力プログラマとして期待されるような派遣社員で、BADポイントが目立つ場合は要注意です。たくさんのコーディング経験を積んできてBADポイントを改善できないのは、よほど他の能力に長けているか、これまで何も学んでいない駄目プログラマであるかのどちらかです。(そして後者である可能性が高い)