n番煎じでも手順を纏めておかんと忘れるねんで
なんでそうするの
Docker Desktopが業務で使用する場合に有償になったので(所属組織規模による)WSL2上だけで動かしたい。でもGUIなしでのDocker操作よくわかってないし……。
動作環境
- OS: Windows 10 Pro 21H2
- WSL2: Ubuntu 20.04
- アンインストールしたけどDocker Desktopを入れていたので何か影響あるかも?
WSL2上にDockerを入れる
リポジトリを設定する
必要なものをインストールする
sudo apt-get update
sudo apt-get install \
ca-certificates \
curl \
gnupg \
lsb-release
Dockerの公式GPGキーの追加
curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/docker-archive-keyring.gpg
dockerの安定板パッケージリポジトリをaptに追加
echo \
"deb [arch=$(dpkg --print-architecture) signed-by=/usr/share/keyrings/docker-archive-keyring.gpg] https://download.docker.com/linux/ubuntu \
$(lsb_release -cs) stable" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null
Docker のインストール
sudo apt update
sudo apt install docker-ce docker-ce-cli containerd.io
docker-composeのインストール
sudo curl -L "https://github.com/docker/compose/releases/download/1.29.2/docker-compose-$(uname -s)-$(uname -m)" -o /usr/local/bin/docker-compose
sudo chmod +x /usr/local/bin/docker-compose
docker daemon の起動
sudo service docker start
これはWSL2を起動するたびに必要なのでおいおい自動化したいな。ちょっと.bashrc
に追記してやってみようと思ったけど動かなかった。知識が足りない。
Dockerの準備
ホスト機のD:\docker
にpostgresql14
というフォルダを作り、そこに以下の内容でdocker-compose.yml
を作成する。
今回は postgreSQL 14.xを使いたい。
version: '3.8'
services:
db:
image: postgres:14
restart: always
volumes:
- postgresql:/var/lib/postgresql/data
ports:
- "5432:5432"
environment:
POSTGRES_USER: postgres
POSTGRES_PASSWORD: postgres
POSTGRES_DB: postgres
tty:
true
volumes:
postgresql:
driver: local
restart: always
で死んだら勝手に再起動するようにした。記述ミスったときに無限再起動に陥ってしまったが……。
あとは tty:true
で勝手に正常終了してしまわないようにしたが、postgresqlでは不要かもしれない(未確認)
Docker コンテナの起動
WSL2上でdocker-compose.yml
を配置したフォルダへ移動してから起動させる
cd /mnt/d/docker/postgresql14
docker-compose up -d
-dオプションでDockerコンテナがバックグラウンドで起動するようにする。
ホストから繋ぐ
ここでWindows上のクライアントから繋ぎたいのだが、普通にlocalhost:5432
宛にpostgres/postgres
でつながってしまった。
なんか設定しないといけないと思っていたので拍子抜けである。
おまけ
Docker Desktopを使っていた際、Visual Studio CodeにDocker拡張機能を入れてコンテナの起動や終了をらくらく行っていたがWSL2上に構築すると接続できなくて使えない……と思いきや、Remote - WSL という拡張機能をインストールすると使えるようになった。
やったぜ。