一年間、米国に赴任してきたので、感想やら困ったこととかを書いておく
この記事を見たエンジニアが海外赴任する際の参考になれば、と思います。
前提
- 日本メーカーの若手ITエンジニア
- 初の海外赴任。期間は2017/2 ~ 2018/3
- ニューヨークとロサンゼルスの支社に配属
- 帰国子女でもないし、留学経験もない。海外旅行は1回だけ
仕事
日本所属時と比べて考えられないほどの自由度が高い。メーカーだからか、余計にその自由度に魅力を感じた。ハイスペックPCをすぐに買ってくれるし、プロジェクトにおける技術の採用も自由、また庶務系の雑務は全部担当の人任せで良かった。
駐在員はどうしても日本本社との繋がりや現地でのマネジメントの能力も求められる。単なるエンジニアは現地に腐るほどいるので、単なる開発者として赴任するわけではなかった。いわゆる多能工が求められている感じ。
仕事で使う言語は、英語と日本語半々くらい
英語勉強
もちろん最初は、全然話せなかった。
どうせ英語勉強するなら技術能力も上げたいなーって思って下記を実践してた
技術系の英語勉強
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PluralSightで英語の技術勉強
- 海外で有名らしいテクノロジー教育のサイト
- わりと綺麗な発音で、そこそこ新しい技術のオンラインセミナーが多く重宝
- 英語のリスニング勉強ついでに技術の勉強にもなるのでかなりお勧め
- 自分は仕事と関係ないAndroidやJSのセミナーを聞いてた
- イベントのセッションをYoutubeでストリーミング
- Google I/O とかのセッションを仕事中ずっと聞いてた
- イベント系の英語は、割とゆっくりはっきり話してくれるので聞きやすい
- 情報収集もなるべく英語で
- TechCrunchとかギーク系サイトもなるたけ英語で
- SDKとかも全部英語版を使うように。結局仕様書とか英語で書かないといけないので勉強になった。
- Meetupへの参加
- 結局できなかったけど、Meetup系でテクノロジー系のイベント参加もしたかった
困りごと
- ハードカバーの日本語技術書は手に入りにくい
- 紀伊国屋書店とかいけばかなり割高だけど入手可能
- 電子版は当然手に入る
- 日本から来る赴任者や出張者に買ってきてもらったりもした
- PCの購入に少し躊躇する
- USキーボード配列だったり、懸念がいくつかあり購入できず
技術系で困ったことは案外少ない。
感想
多くのエンジニアは会社以外にも何かしらスタートアップに入っていたり、プロダクトを趣味で作っている人が多く、総じて刺激的な環境だった。