#はじめに
本記事はCyberAgent 20新卒 Advent Calendar 2019の13日目の記事です!
もうすこしでクリスマスですね🎅🎄
// TODO: 追記します!
- 昨日の投稿は, **Ayumuくんの「Lottieを使ったAndroidのアニメーション実装」**でした!
- そして, 14日目の投稿は**dragon_taroくんの「」**です!
ぜひこちらもご覧ください!!
本日(アドベントカレンダー13日目)の記事は, **よだだよ!or ヨーダ**が担当します!
普段から触っている技術はiOSで, 最近は研究や受託開発等でARKitを使うことが多いです.
しかし,
今回はSwiftExtensionの記事を書こうと思います!
※実は, **「ARKitを使って, クリスマスぽいお絵かきARアプリを作ってみよう!🎄🎨」**というタイトルで書こうと思ってましたが, 間に合わなそうなのでテーマを急遽変更しました!
時間のあるときにでも, お絵かきAR作ってみる記事は書こうと思います.
SwiftのExtensionとは...
- クラスや構造体, 列挙体の拡張
- プロトコル拡張(デフォルト実装)
- クラスや構造体, 列挙体をプロトコルに適合させる
extension String {
// 追加するメソッド等
func printHoge() {
print("hoge")
}
}
// 呼び出し
String().printHoge()
↑例えばこのように拡張することはあるかと思いますが,
もとからあるのもなのか, それとも拡張され追加されたものなのかを判別するのは分からないと言う問題があります.
そこで, 拡張され追加されたものには, プレフィックスを付けます.
そのようにすることによって, 拡張されたものであることが明示的になると同時に, プロパティの衝突も避けることができます.
では, ここから実際にTargetedExtensionを実装していきます!
Extensions実装
今回は例として, FileManagerを拡張してみたいと思います!
ちなみに, このメソッドは指定パスにあるファイルを一覧を表示するものです.
下のものは, 単純にFileManagerを拡張したものになります.
import Foundation
public extension FileManager {
/// List local files (specified path)
func listupLocalFiles(path: String) {
do {
// Get all file name strings in path
let files = try FileManager().contentsOfDirectory(atPath: path)
// Get file name as String array
print(files)
}
catch let error {
// Error : If path doesn't exist
print(error)
}
}
}
// Usage: Temp Directory
let fm = FileManager()
fm.listupLocalFiles(path: NSTemporaryDirectory())
普通に拡張すると, fm.listupLocalFiles(path: NSTemporaryDirectory())
になり,
最初に挙げたように, 元からあるものなのか, 追加されたものなのかが分かりません.
Targeted Extensionsで実装
import Foundation
public protocol FileManagerComapatible {
associatedtype CompatibleType
var ex: CompatibleType { get }
}
public final class FileManagerExtension<Base> {
private let base: Base
public init(_ base: Base) {
self.base = base
}
}
public extension FileManagerComapatible {
var ex: FileManagerExtension<Self> {
return FileManagerExtension(self)
}
}
extension FileManager: FileManagerComapatible { }
extension FileManagerExtension where Base == FileManager {
/// ローカルファイル(指定パス)のリストアップ
func listupLocalFiles(path: String) {
do {
// Get all file name strings in path
let files = try FileManager().contentsOfDirectory(atPath: path)
// Get file name as String array
print(files)
}
catch let error {
// Error : If path doesn't exist
print(error)
}
}
}
// Usage:
// let fm = FileManager()
// fm.ex.listupLocalFiles(path: NSTemporaryDirectory())
TargetedExtension呼ばれる形で実装することで,fm.ex.listupLocalFiles(path: NSTemporaryDirectory())
といった形にすることができます.
メソッドの前に, ex
を挟むことで, 「これは追加されたもの」なんだと理解することができます!
// TODO: コードの説明の追加
まとめ
- TargetedExtension呼ばれるにすることで, Extensionであることが明示的になる
- また, 名前の衝突も避けることができるというメリットが生まれます.
※後で, #TargetedExtension部分は, コードの説明を交えて丁寧なものにしたいと思います.
参考
- モダンなSwiftのExtensionについて - Targeted Extensions
- モダンなSwiftのExtension(TargetedExtensions)を実装するときハマったところ
- Swiftのextensionは3パターンだけ〜そして条件付き適合へ・・・〜
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最後まで読んでくださり, ありがとうございました🙇♂️