現在Laravelで作成したwebサイトをレンタルサーバー(コアサーバーV2)で公開しています。
CORESERVER V2の感想についてはブログに書きました
コアサーバーV2というレンタルサーバーを使った感想
Laravelで作成したwebサイトをコアサーバーV2で公開したところセッションが頻繁に切れた。Laravelの設定では初期値の2時間になっているため問題ないが、どうやらサーバー側の設定を変更する必要があるようでした。
コアサーバーV2は書記設定だとセッション有効期限が1440秒(24分)に設定してあります。対してLaravelのセッションタイムアウトは初期値で2時間。つまりコアサーバーの初期値は短すぎる場合があるのです。
これを解決するにはphp.ini
ファイルのsession.gc_maxlifetime
を編集する必要がある。
ということでSSHでコアサーバーに接続し、php.ini
を編集しようとした。
vi /usr/local/php82/lib/php.ini
しかし当たり前だが権限がないので保存できない。
調べた結果どうやらsession.gc_maxlifetime
の変更はコアサーバーのコントロールパネルでできるようだ。
設定方法
まずはCORESERVER V2のコントロールパネルから左メニューの「ウェブ」→「PHP設定」とクリックします。
右上のプルダウンから設定を変更したいドメイン名を選択。
「新しい設定を追加」の項目の下にあるプルダウンよりsession.gc_maxlifetime
を選択。
session.gc_maxlifetime
の値を「1440」から任意の数値に変更します。2時間の場合は「7200」に変更。
最後に「追加」ボタンをクリックすれば変更できます。
その他の設定
session.gc_maxlifetime
以外にもこのページからいろいろな設定を変更できるようです。
display_errors PHPのエラーを画面に表示
error_reporting PHPのエラー出力のレベルを設定
include_path 外部ファイルを検索する場合の基点を指定
log_errors PHPのエラーログの出力
error_log エラーメッセージを指定したメッセージタイプに従って出力
max_execution_time スクリプトのタイムアウト時間を設定
max_input_time リクエストパラメータを受付ける最大時間を設定
max_input_vars 1度にPOSTできる上限値を設定
memory_limit PHPのメモリ使用量の上限を設定
post_max_size POST送信のデータサイズ上限を設定
session.gc_maxliftime サーバーに保存されるセッションファイルを保護する有効期限
short_open_tag PHPのタグを短縮形で記述できる
upload_max_filesize サーバーにアップロードするデータの上限値を設定
zlib.output_compression 透過的なページ圧縮を設定
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