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CORESERVER V2でphp.iniのセッション時間を延長しよう

Last updated at Posted at 2025-04-12

現在Laravelで作成したwebサイトをレンタルサーバー(コアサーバーV2)で公開しています。

CORESERVER V2の感想についてはブログに書きました
コアサーバーV2というレンタルサーバーを使った感想

Laravelで作成したwebサイトをコアサーバーV2で公開したところセッションが頻繁に切れた。Laravelの設定では初期値の2時間になっているため問題ないが、どうやらサーバー側の設定を変更する必要があるようでした。

コアサーバーV2は書記設定だとセッション有効期限が1440秒(24分)に設定してあります。対してLaravelのセッションタイムアウトは初期値で2時間。つまりコアサーバーの初期値は短すぎる場合があるのです。

これを解決するにはphp.iniファイルのsession.gc_maxlifetimeを編集する必要がある。

ということでSSHでコアサーバーに接続し、php.iniを編集しようとした。

vi /usr/local/php82/lib/php.ini

しかし当たり前だが権限がないので保存できない。

調べた結果どうやらsession.gc_maxlifetimeの変更はコアサーバーのコントロールパネルでできるようだ。

設定方法

まずはCORESERVER V2のコントロールパネルから左メニューの「ウェブ」→「PHP設定」とクリックします。

右上のプルダウンから設定を変更したいドメイン名を選択。

「新しい設定を追加」の項目の下にあるプルダウンよりsession.gc_maxlifetimeを選択。

スクリーンショット 2025-04-12 085341.png

session.gc_maxlifetimeの値を「1440」から任意の数値に変更します。2時間の場合は「7200」に変更。

最後に「追加」ボタンをクリックすれば変更できます。

その他の設定

session.gc_maxlifetime以外にもこのページからいろいろな設定を変更できるようです。

display_errors	PHPのエラーを画面に表示
error_reporting	PHPのエラー出力のレベルを設定
include_path	外部ファイルを検索する場合の基点を指定
log_errors	PHPのエラーログの出力
error_log	エラーメッセージを指定したメッセージタイプに従って出力
max_execution_time	スクリプトのタイムアウト時間を設定
max_input_time	リクエストパラメータを受付ける最大時間を設定
max_input_vars	1度にPOSTできる上限値を設定
memory_limit	PHPのメモリ使用量の上限を設定
post_max_size	POST送信のデータサイズ上限を設定
session.gc_maxliftime	サーバーに保存されるセッションファイルを保護する有効期限
short_open_tag	PHPのタグを短縮形で記述できる
upload_max_filesize	サーバーにアップロードするデータの上限値を設定
zlib.output_compression	透過的なページ圧縮を設定

▶HowlUpについて

画像と同じようにソースコードを共有できたり、ブログを投稿できるSNSを作ってみました。
HowlUp(ハウルアップ)
ちょっとしたメモや、Qiitaに乗せるほどでもない文章などを投稿するのに便利かもしれないので、気が向いたら使ってみてください。

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