ラズパイ4との組み合わせでOAK-DとUSBCAMそれぞれで処理速度にどれほど差が出るか比較。
既知の通りGPU非搭載のラズパイでは機械学習を利用した物体検出処理が遅く実用場面は限られる。
USBカメラ+ Raspberry pi4 実行結果
こちらはTensor Flowで作成された人工知能モデルを利用したサンプルコードmobilenet SSDを利用した実行結果。
判定までに288.89ms
産業用ロボットのピッキング処理に利用しようと考えていますが、
この画像処理だけでこれだけの時間がかかるのは実用面で不具合があります。
OAK-D + Raspberry pi4 実行結果
こちらはOpenCV のサンプルコードdepthai_demo.pyを利用した実行結果
FPS30(約33.3ms)
ラズパイとのセットでの環境でも前評判通りの数値が出ました。
USBカメラでもマイコンをJetsonNano等のGPU搭載機にすれば
処理速度は速くなりますが、とりあえず、OAK-Dとラズパイのセットで
産業用ロボットによる化粧品容器ピッキングの実用面で通用するか
テストしたいと思います。