はじめに
受験から2ヶ月ほど経過していますが(受験:2019/8、執筆:2019/10)、まとめの意味を含めてAWS Solution Architect Professional(以降、SAP)の学習内容を記載したいと思います。
学習前の状態
- AWSでの業務経験はなし(個人で触ったことがある程度)
- Solutions Architect Associateは取得済み(2017年)
- メインスキルは、アプリ開発系(インフラではない)
学習内容
2019/2 にSAPの試験問題がリニューアルされました。
リニューアル後に日が浅いこともあり、情報が少なかったですが、以下のStepに落ち着きました。
教科書的に1と2を受講し、3の問題集をやりながら分からないことを調べるといった勉強方法でした。
本来は、実機を使って色々やりたかったのですが、試験範囲が広すぎるので、時間的コスパがよくないので断念しました。
- AWS公式オンライントレーニング - Exam Readiness: AWS Certified Solutions Architect – Professional
- AWS公式クラスルームトレーニング Advanced Architecting on AWS
- Udemy-AWS Certified Solutions Architect Professional Practice Exam
AWS公式オンライントレーニング Exam Readiness: AWS Certified Solutions Architect – Professional
無料のオンライントレーニング。
試験ドメイン毎に、数分のビデオ解説、簡単なテキスト、少量のサンプル問題から構成されます。
これを学習したからといって、試験範囲が網羅できる訳ではありませんが、主に問われる内容が把握できます。
受講後の感想は、可用性や耐障害性のようなArchitectingの王道がメインというより、移行、フェデレーション、コスト管理など、実務で悩みそうな内容が多いな、でした。
で、実際の試験もそんな傾向です。
なお、英語。
AWS公式クラスルームトレーニング Advanced Architecting on AWS
3日間のArchitectingのクラスルームで、講義+演習+ハンズオン形式で、Architectingに関して学ぶことができます。
試験に出題されるサービスも一通り網羅している感じで、AWS社員の方も受講されていました(入社後、間がない方)。
試験対策講座ではありませんが、試験対策としても十分有用です。
なお、受験後、後述するUdemyの問題集のスコアが20%Upしました(50%->70%)。
Udemy-AWS Certified Solutions Architect Professional Practice Exam
75問 x 4の問題集です。 英語。
解説もわりと親切で、そこそこ良質な問題です。
これを2周しました。
2周完了した時点で、75%-80%ぐらいの正答率でした。
コース案内にもありますが、本試験を受けるには、90%以上正答が望ましいです。
この問題集をやるにあたり痛感したのは、英語力のなさです。
SAPの問題文は長文なので、英語力がないと、問題解くのに時間もかかるし、集中力も必要で非常に疲れました。
試験本番
さて、試験本番。受験場所は、歌舞伎座テストセンター。
施設も新しく、東京近辺だともっともおすすめです。
土曜日も受験可能です(ただし、すごく混む)。
試験中は、ビミョーな手応えのまま、残り20分で最終問題に到達。
勉強足りなかったなーと思いながら、見直し後、試験を終了。
結果は、なんとか合格でした (793/1000、 合格ライン:750)
あと、問題文の日本語訳の精度がイマイチで、英語に適宜切り替えました。
AWSに限らず、この手のベンダー試験は、日本語訳が怪しいと思ったら英語で見ましょう。
回答に影響するような、表現違いもちょいちょいあります。
試験後の感想
正直、勉強不足でした。
自分は、運よく(会社の金で)クラストレーニングを受講できたので、なんとかなった印象です。
まとも構築経験がない人間が合格するには、やはりハードル高い試験です。