はじめに
VSCodeの下の、コマンドを入力するエリアで、conda環境を使う方法をご紹介します。Cursorでも一緒です。
VSCodeの一番下で、conda環境を選べそうな感じではありますが、conda環境の下のpython.exeを直接実行するだけで、少なくとも私の環境ではライブラリの参照がうまくいかなかったので、今回の方法となっています。それでうまくいく人はそれがいいと思う。
ちなみにその部分("パネル"という名前のようです)の表示ON/OFFは、2つのやり方があります。どちらでもいいです。
パネルの「+」ボタンで、"Power Shell"とか"Git Bash"とかあるんですが、そこにconda環境を追加したいと思って調べたのが今回の記事です。
👆追加前
👇追加後
設定方法
1. ユーザー設定のjson(settings.json)を開く
(毎日使うわけではないショートカットは、覚えられないので、UIで開きます😆)
2. 環境設定を書く
settings.jsonの一番外の 中かっこの内側に、下記を追加。
argsの配列の最後のmyname
(2か所)は、ご自分のOSのログイン名に変えてください。
"terminal.integrated.profiles.windows": {
"PowerShell (Conda)": {
"path": "C:\\Windows\\System32\\WindowsPowerShell\\v1.0\\powershell.exe",
"args": [
"-ExecutionPolicy",
"ByPass",
"-NoExit",
"-Command",
"& 'C:\\Users\\myname\\anaconda3\\shell\\condabin\\conda-hook.ps1' ; conda activate 'C:\\Users\\myname\\anaconda3'"
]
}
}
この細かなコマンド引数は、スタートメニューにあるAnacondaの起動ショートカットのプロパティを見ると得られます。上のをコピってもうまくいかねーなという方は、ご自分の環境を参考になさってください。
結局、このショートカットをVSCodeで起動しているというだけです😊
3. 起動する
成功すると、「+」にPowerShell (Conda)
が追加されています。
クリックすると、(base)
から始まるいつものcondaの画面が出てきます。いつもどおり、conda info -e
、conda activate ~
からconda環境を選んで使います。
pip install
も普通にできます。
おわりに
大した事ではありませんが、一度やっておけば、プロンプトと行き来する手間が省けて楽。
以前は、ウィンドウの一番下の選択でできてた気がするなぁ...。🤔
ではよきcondaライフを!