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レストランのシェフに、IT系個人事業主の仕事を相談してみた話

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はじめに

昨晩は、よく行くレストランへ行ってきました。そこで、人生相談というか、個人事業主やってるんですよ~どうやって広報したらいいですかね~という相談?雑談?をさせてもらいました。
もう10年近く通っているので、シェフとはいつもいろんな雑談をしてもらえる関係ですw

そこのシェフは、都内のとある町を中心にすべて異なるタイプの飲食店を5店舗も出していている敏腕経営者、兼現役シェフ。40代。飲食店の3年継続率が30%(70%が廃業)と言われている中、店舗が増えているという成功者です。

私はざっくり言うとIT関係が得意なのですが、シェフは逆に、IT関係はほぼわからないです。まぁ当たり前です。仕事で使わない知識なんて、ほぼいらないです。私は逆に、フライパンで魚をふっくら上手に焼く焼き方は知らないしできない。
シェフは、パソコンを効率よく使えなくても魚は上手に焼けるし、IT関係の人は、魚は上手に焼けないけどパソコンは効率よく使えるというだけの話ですね。

そんな方ですが、経営者視点でIT系の一個人の経営ってどうっすかと相談してみたところ、私としてはとてもためになるお話を伺えたので、そのお話を共有します。

IT系の個人経営について、レストランシェフからアドバイス

そもそも仕事って一般的に

そもそも仕事って、できない人の代わりにやってあげて、その対価としてお金をいただくということ。なので、人と触れ合う機会が少ないということは、できない人と触れ合う機会が少なく、対価のお金をもらえる機会も少なくなる。
だから、同業種・異業種問わずたくさんの人と会ってお話を聞いて、課題や解決方法を知ることが大事。

非IT系の世界

話をIT関係に絞ると、一般的には苦手で誰かにやってもらいたいと思う人は山ほどいる。特に一個人から見たら、世間の10%の人しか困っていなくても、人数は十分。対応しきれないくらい。

そういう人たちは、ChatGPTで売り上げの分析もできるなんてニュースは入ってこない。ウィルスソフトはどうすべきとか、パソコンを買うときグラフィックボードが必要かとか、Google Spread Sheetを使えば無料でできるとか、知るわけない。

一方でIT関係者は、そういう人たちがどこで困っているか、躓いているかわかっていない。「こんなこと誰でもできる」と思って、知識の価値を軽く見ている。
IT関係者は、IT関係者が知る課題を解決しようとするから、非IT系の人たちの課題は、ボリュームは10%と小さいながらも解決されないまま残っている。

IT関係の仕事を、一個人が広める方法の案

IT系の大企業は、個人でなく企業がターゲット(BtoB)のことが多く、個人(BtoC)でも10%の人でなく、90%の人を狙った施策を立てる。
だからIT系の個人事業主は、個人(BtoC)の10%の人を顧客の対象とするといいんじゃないか。

その入り口は、最初は口コミ。親戚や知り合い、その人に紙ベースの広告を渡して広めてもらう。得体の知れない他人に、いきなり個人の情報を開示して見てもらうのは抵抗があるから。

内容は、パソコン周辺の利用サポートから始め、いろいろな相談に乗って信頼を得て、小さな業務の効率化やシステム化の案件などにつなげる。
パソコンサポートとは、パソコンを買うときに一緒に行くとか、重くて調子が悪いのを見てみるとか、購入し続けているソフトの要否とか。

それを踏まえて自分ができること

大体、そんな話を伺えました。じゃ今の自分を振り返ってどうか。

今は、自分が前にいた会社の業種で使えるシステムを作ってます。その人たちはみんな使うし便利になるよねというものを。売れるかもしれないし、売れないかもしれない。そのリスクがある状況下で、広告や、マネタイズをどうするか、そのシステムをしっかり考えて作らないといけない。

今の私は、もっとBtoCに振った方がいいなって思いました。
正直、パソコンの対応は泥臭い。IT系の会社の中の情シス(仕事で使うパソコンの調達から環境構築、運用)をやっていたけど、それですらそう思ったので。でもやる。

口コミで広めるためには、自分がなにができるか、何をやってきた人なのかをわかりやすくまとめないと。
ホームページを作るとか、チラシはどのサイズかとかそういう以前に、その目的で見る情報がまとまってないなと思ったので、まずはそこから。

ちなみに、私が軽視してしまっているのは、一般の人よりは「パソコンに詳しい」という能力。例えば、調子が悪い時に見ること、新しいパソコンを買うときに自分に必要十分な機能を判断することとか。
だけどお話を聞くと、そこは使えるなーと思ったのでわかりやすいようにしないといけない。

そして紙で名刺かチラシを作って配る。

一歩ずつやっていきます。

おわりに

この記事は、日記として書いているnote用に書いたものですが、IT関係者も知ると嬉しい人もいるかもと思って、コピペでマルチポストさせていただいています。
文章が長いのは、そういった背景からでした。お付き合いいただきありがとうございました。

Qiitaを読んでる方は、「パソコンに詳しい」人が多いと思いますが、その情報を軽視せずに、周りを助けたりお金を稼いでもらえたらと思います!

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