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ComfyUI: Apple Silliconにインストールする際にはnightlyのtorchを使う

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ComfyUIは、Stable Diffusionを使用した画像生成のための強力で使いやすいノードベースのインターフェースです。コーディングの知識がなくても、複雑でリアルな画像を作成することができます。特に、Apple Siliconを搭載したMacユーザーにとって、インストール方法に注意が必要です。

ComfyUIの特徴

  1. ノード/グラフ/フローチャートインターフェース:複雑なワークフローを視覚的に構築できます。
  2. 画像生成、修正、合成、その他のタスクに適しています。
  3. 初心者から経験豊富なユーザーまで幅広く対応しています。
  4. AUTOMATIC1111と比較して、より柔軟で細かい制御が可能です。
  5. SD1.x、SD2.x、SDXLをサポートしています。
  6. 非同期キューシステムを備えています。
  7. ワークフローの変更部分のみを再実行する最適化機能があります。
  8. モジュール性が高く、カスタムノードやワークフローの作成が可能です。
  9. チェックポイントとsafetensorsモデルのロードをサポートしています。
  10. ワークフローをJSONファイルとして保存/ロードできます。
  11. PNGファイルから完全なワークフローを生成およびロードできます。

ComfyUIインターフェース

ComfyUIのインターフェース

インストール方法の選択

ComfyUIをインストールする際、以下の2つの方法から選択できます:

  1. ローカルインストール:自分のコンピューターにComfyUIをインストールし、ローカルで実行します。ほぼコストフリーですが、コンピューターのGPU性能が低い場合、画像生成速度が遅くなる可能性があります。

  2. クラウドインストール:クラウド上にComfyUIをインストールします。クラウドの設定は比較的高性能で、画像生成速度が速くなりますが、一定のコストがかかります。

Apple Siliconへのローカルインストール手順

Apple Siliconチップを搭載したMacにComfyUIをローカルインストールする際は、以下の点に注意してください:

  1. PyTorchのnightly版を使用する必要があります。
  2. 通常のPyTorchではApple Siliconに最適化されていない可能性があります。

インストールの基本的な手順:

  1. ComfyUIのGitHubリポジトリをクローンまたはダウンロードします。
  2. PyTorchのnightly版をインストールします。
  3. 必要な依存関係をインストールします。

ComfyUIのGitHubリポジトリをクローン

git clone https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI
cd ComfyUI

PyTorchのnightly版をインストールします。

python3 -m venv venv
. venv/bin/activate
pip install --pre torch torchvision torchaudio --extra-index-url https://download.pytorch.org/whl/nightly/cpu

必要な依存関係をインストール

pip install -r requirements.txt
python main.py

注意:上記のコマンドは例示であり、最新の正確なコマンドについては公式ドキュメントを参照してください。

ComfyUIの起動と使用

インストールが完了したら、以下のコマンドでComfyUIを起動できます:

python main.py

起動後、ブラウザでhttp://localhost:8188にアクセスしてComfyUIを使用できます。

基本的な使用方法

  1. モデルのロード:「Load Checkpoint」ノードを使用してStable Diffusionモデルをロードします。
  2. プロンプトの設定:「CLIP Text Encode」ノードを使用してテキストプロンプトを設定します。
  3. サンプリング:「KSampler」ノードを使用して画像生成のパラメータを設定します。
  4. VAEデコード:「VAE Decode」ノードを使用して生成された潜在表現を画像に変換します。

これらのノードを適切に接続することで、基本的な画像生成ワークフローを構築できます。

高度な機能

  1. エリア合成:複数の画像を組み合わせて新しい画像を作成できます。
  2. インペインティング:既存の画像の一部を修正または置き換えることができます。
  3. ControlNetとT2I-Adapter:画像生成プロセスをより細かく制御できます。
  4. アップスケールモデル:ESRGAN、ESRGAN変種、SwinIR、Swin2SRなどを使用して画像の解像度を向上させることができます。
  5. モデルマージ:複数のモデルを組み合わせて新しい効果を生み出すことができます。
  6. カスタムノード:独自のノードを作成して機能を拡張できます。

その他の注意点

  • ComfyUIの最新バージョンとの互換性を確認してください。
  • Apple Siliconに最適化されたその他の依存ライブラリも確認が必要です。
  • インストール後、GPUアクセラレーションが正しく機能しているか確認してください。
  • ネットワーク問題が発生した場合は、公式ドキュメントのQ&Aセクションを参照してください。
  • 3GB未満のVRAMを持つGPUの場合、--lowvramオプションを使用できます。
  • GPUなしでも--cpuオプションを使用して実行できますが、処理速度は遅くなります。
  • コミュニティによって開発された多数のカスタムノードやワークフローを活用することで、ComfyUIの機能をさらに拡張できます。

ComfyUIは継続的に開発が進められているため、インストール方法や最適な設定が変更される可能性があります。常に最新の情報を公式のGitHubページやドキュメントで確認することをお勧めします。

参考文献

  1. ComfyUI GitHub page (アクセス日: 2024-08-11)
  2. Beginner's Guide to ComfyUI for Stable Diffusion - Aituts
  3. Installing ComfyUI – Comflowy
  4. ComfyUI: How To Install, Features, And More - Dataconomy
  5. How to use ComfyUI with Stable Diffusion XL AI art generator - Geeky Gadgets
  6. ComfyUI - TopAI.tools (アクセス日: 2024-08-11)
  7. ComfyUI - Future Tools (アクセス日: 2024-08-11)
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