Google Bardが、日本からも利用できる様になりましたが、ChatGPTとの大きな違いがありました。
それは、ユーザが渡したURLにBardがアクセスができることです。
ChatGPTでは基本的にそういったことはできず、やれている様に見えても違った情報を返してしまっていました。
例えば、以下ページのURLを渡して要約してもらうと、返ってくるのは以下の様な返答になってしまいます。
アクセス先のページ
ChatGPTからの返答
なんだか、違うページを読み込んでいそうです・・・完全に間違っています。
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それに対し、Google Bardは正しくリンク先の記事を読み取って要約をしてくれました。
本当にリクエスト先のURLにアクセスをしているのか不安だったので、試しに先頭50文字出してといったらちゃんと出してくれました
もしかしてスクレイピングができてしまうのか?と期待して、以下の様なリクエストを投げて見たところ・・・
なんと、、、リンク先一覧が作れてしまいました。。
まとめ
Google Bardはその性能も十分期待ができるところですが、ChatGPTにはない機能も多く持ち合わせていそうですので、さらなる活用方法が考えられそうです。もしかすると、ChatGPTを超える可能性もあるのではないかという可能性を強く感じました。
5/12 追記
いろいろ試してみた結果、URLの先のページサイズが大きい場合、うまくデータを取得できていなさそうということが発生した。この場合でもエラーなどは発生せずに返事が返ってくるが、全然違うページの内容のことを返してきたりするので、裏の動きがよくわかっていない。対象のページにアクセスしている様に見えて、実は裏のキャッシュ情報をとっているだけなのかもしれない・・・