化学メーカー社員が研修でアプリ作成に取り組んだ話
私は某化学メーカーに勤めている会社員である。
今回、IT研修の一環でDifyというアプリを習ったので、これを使って「化合物名しりとり」を作成してみた。
化合物名しりとり???
その名の通り好きな化合物を送ったらしりとりで返してくれるbotである。
なぜそんなものを作ろうと思ったか。
学生時代の学会帰り、渋滞に見舞われた際に研究室メンバーでやった「化学縛りしりとり」が意外にも楽しかったからである。
そこで、しりとりbotを作れば1人でいるときの暇つぶしになるのではないかと思い立った。今回はDifyとChat GPTを用いて化合物の名前でしりとりできるアプリを作ってみた。
実際に作ってみた
今回はChat GPTとしりとりをしたいのでモデルを"Chat GPT4o"を選択。
続いて、手順の部分にChat GPTに対する命令を書いていく。
以下のような命令を与えてみる。
これだけではChat GPTの精度に不安があるので、さらにコンテキスト部分に化合物名を大量に挙げたリストを貼っておく。これで少々マニアックな化合物名にも対応できると期待。
いざ、しりとり
手始めにアンモニアをChat GPTに投げてみる。
どう返してくるか...
んん??
アルデヒドは化合物名じゃない...
気分を変えてアセトアニリドを投げかけてみよう。
いや、あまりにもやる気がなさすぎないかこのAI...
???
!?!&%&'%$+?
あれぇ???
おかしいおかしい。
とうとうしりとりが成立しなくなった。
まとめ
その後いろいろと試した結果、
- カタカナの化合物ならなんとか化合物名でしりとりしてくれることがわかった (たまに「ルビー」とか返してくるけど)。
- 漢字が入っていると難しい。
読み方が色々あるからだろうか?結局理由は謎...。
後々、化合物名を英語表記にしたほうがしりとりさせやすかったかなと反省した。
こういうのでいいんだよって人、ポンコツさを楽しみたい人はやってみてください。
https://udify.app/chat/mPr22j3vWNl5b6Gu
とはいえ、ITに全く詳しくない自分でもこういったChat botを作れるのだととても感動した。
少しずつ触っていけば生活や仕事に役立つシステムも作れそう。
色々と遊んでみよう。
おまけ
おわり