このページは、
FUJITSU Cloud サービス K5 を使ってみる - Qiita
http://qiita.com/ynott/items/a256669c692625c5fd25
の「11. FUJITSU K5 の価格について考える」のページです。
今年(2017年)に、FUJITSU K5 クラウドについてテストしてみる機会を得ました。
使ってみた内容については、
FUJITSU Cloud サービス K5 を使ってみる - Qiita
https://qiita.com/ynott/items/a256669c692625c5fd25
をご参照いただきたいのですが、アドベントカレンダーネタとしてK5は価格的にどうなんだろう?と言う事を考えてみます。以下のアドベントカレンダー 1日目です
FUJITSU Cloud Service K5 Advent Calendar 2017 - Qiita
https://qiita.com/advent-calendar/2017/k5
K5の価格表は、以下のページにありますね。
料金表 | FUJITSU Cloud Service K5 : 富士通
http://jp.fujitsu.com/solutions/cloud/k5/price/
第59.0版を元に考えます。
比較対象として、AWSの価格を比較してみます。AWSの価格は以下を参考にします。
AWS 月額料金チートシート - Qiita
https://qiita.com/jyotti/items/d47b52fa13d12476406f
CPUをメインに比べてみました。
AWSの価格は、皆さんいつもの見慣れた「t2.micro」とかです。
「P-1」とかハイフンが入っているものが、K5の価格です。
ザクッと見ると、CPU1個のところのメモリー別仮想マシンはK5の方が多いですね。
CPU2個の仮想マシンの価格はけっこうK5も頑張っていると思います。
CPU4個の仮想マシンについてもメモリー32GBを越えたところでK5の価格がAWSよりも安くなっています。
CPU8個以上でも結構、戦略的な価格になっていてもっと差があるかと思ったのですが、そうでもないという印象です。
#もちろん、仮想マシンの価格を単純に比較するのは愚かな事だとは思っています。
#エコシステム的な部分や、単なるIaaSを越えているところにAWSの強みはあるはずなので、
#そこの部分を考えないというのはフェアではないというのは分かっています。
じゃあK5をお勧めできるか?と言われると、「VMの価格では負けてませんね。」と言う事はできると思います。
ネットワークのダウンロード課金もK5にはないので、「単純なVMでよくてネットワーク課金がないのを探している」
という会社さんにはお勧めだと思います。