なんで今更記事にしたの?
少し前までは、M1 Macの仮想マシンに ARM版 Windows 11 をインストールするには、Microsoftの「Windows Insider Program」に登録し、Preview版のインストーラをダウンロードしてという手順が必要でしたが、執筆時(2022.7月6日)時点では、その必要もなく、Parallels の新規 Windowsインストールで自動的にダウンロードして、そのままインストールできるのでした。
それでうまくいったと思ったらインストールされたのは、Home エディションだったし、エディション選択の機会も無かったため、少し試行錯誤して、比較的簡単に Pro 版をインストールできる方法が見つかったので、情報共有しようと記事にしました。
手順1 インストーラ(isoファイル)のダウンロード
なぁんだ結局ダウンローするのかと思った方、Microsoft Insider Program への登録などが不要で、Parallels がインストーラをダウンロードしてくれるのです。
(既に、Parallels を使用して、homeエディションをインストールしてしまった人は、既にインストーラがダウンロードされていますので、次の手順に進んでください。)
Parallels を起動し、「ファイル」メニューから「新規」を選択します。
出てきたダイアログで、「Microsoft から Windows 11 を入手」を選択して、「続行」ボタンを押します。
すぐにダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了すると、そのままインストーラが始まります。(ここですかさず停止させる)
この画面が出たらすぐに、「デバイス」メニューでインストールを停止させます。
既に iso ファイルはダウンロードされているはずです。
投稿執筆時のファイル名
「22000.318.211104-1236.co_release_svc_refresh_CLIENTCONSUMER_RET_A64FRE_ja-jp.iso」
手順2 Windows 11 Pro のインストール
いよいよPro版のインストール本番です。
「ファイル」メニューから「新規」を選択します。
出てきたダイアログで、「DVD/イメージファイルからWindows/その他 OS をインストール」を選択して、「続行」ボタンを押します。
すぐに、OSのエディションを選択するダイアログが出ます。
ここで Windows 11 Pro を選択します。
更に、Pro 版をどういう用途で使用するのか選択するダイアログが出ますので、お好みのタイプを選びます。
これでWindows 11 Pro のインストール・セットアップが始まりますので、完了するまで待ちましょう。
セットアップ後はアップデートが結構ありますので、全部インストールしましょう。
手順3 ライセンスの認証
既に、Pro版のライセンス(プロダクトキー)をお持ちの方は、プロダクトキーを入れてライセンス認証ができるはずですが、うまくいかない時や、他のマシン等にインストールされているライセンスを使うこともできます。
うまくいかない時は、この画面で「トラブルシューティング」ボタンを押します。
トラブルシューティングが完了すると、こんな画面が出ますので、画面下の「このデバイス上のハードウェアを最近更新しました」をクリックします。
そうすると、Microsoftアカウントへのログイン画面が出ますので、Microsoftアカウントにログインします。Microsoftアカウントにログインできると、アカウントに登録されている(ライセンスが認証されている)機種名等が表示されますので、それを選択して、「このPCです。」と確認すると、無事にライセンスが認証されるはずです。
ここまで。