はじめに
この記事は、大学でグラフを描画せよ、という課題が出たために、その描画方法をまとめたものである。大学生が活用してくれればと思い投稿した。
PythonとAnacondaのダウンロードサイトへのリンクはこちら。
Pythonさえインストールできればグラフは描けるはず。
Pythonのダウンロードページ
Anacondaのダウンロードページ
#グラフの描画
## xとyの値の組を用いた折れ線グラフの描画
graph1.py
puts #pyplotをインポート
import matplotlib.pyplot as plt
#xyの値を用意
x = [0, 1, 2, 4]
y = [0, 5, 9, -4]
#折れ線グラフの描画
#markerで点を表示
plt.plot(x, y, marker = "o")
#タイトル
plt.title("y-x")
#x軸のラベル
plt.xlabel("x")
#y軸のラベル
plt.ylabel("y")
#グリッド線の挿入
plt.grid(True)
#グラフを出力
plt.savefig("graph1.png")
#表示
plt.show()
このように描画される。
## sin,cosの描画
以下のようにすれば、曲線も描画できるが、実際はプロット数を増やしているだけで、折れ線グラフである。
graph2.py
puts #pyplotをインポート
import matplotlib.pyplot as plt
#mathをインポート
import math
#xyの値を用意
X = range(0,360)
Y = [math.sin(math.radians(d)) for d in X]
Z = [math.cos(math.radians(d)) for d in X]
#sinx,cosxのグラフの描画
plt.plot(X,Y)
plt.plot(X,Z)
#タイトル
plt.title("y-x")
#x軸のラベル
plt.xlabel("x")
#y軸のラベル
plt.ylabel("y")
#グリッド線の挿入
plt.grid(True)
#グラフを出力
plt.savefig("graph2.png")
#表示
plt.show()
##その他の機能
線の変更、色の変更、複数のグラフの挿入などもできる。
graph3.py
puts #pyplotをインポート
import matplotlib.pyplot as plt
#mathをインポート
import math
#xyの値を用意
x = [0,100,200,300]
y = [0,0.5,-0.9,2]
z = [-1,1,-1,1]
X = range(0,360)
Y = [math.sin(math.radians(d))*2 for d in X]
#折れ線グラフの描画
plt.plot(x, y, marker = "v", linestyle = "--", color = "black", label = "y")
plt.plot(x, z, marker = "^", linestyle = "-.", color = "blue", label = "z")
#sinxのグラフの描画
plt.plot(X,Y,color = "green", label = "sin")
#タイトル
plt.title("y-x")
#x軸のラベル
plt.xlabel("x")
#y軸のラベル
plt.ylabel("y")
#グリッド線の挿入
plt.grid(True)
#凡例の挿入
plt.legend(loc = "upper left")
#グラフを出力
plt.savefig("graph3.png")
#表示
plt.show()
- color は、グラフの色を指定できる。
- marker で、マーカーを付ける。形は多くの種類がある。
- グラフは複数挿入可能である。その場合はlabel と legend で凡例を追加するとよい。
# 最後に
この内容は、課題で出されたグラフを書ける程度で、複雑なことはしていないので、これ以降、グラフの出力を簡単化してもらえたら嬉しい。
修正すべき内容があれば連絡してもらえるとありがたい。