今日は統計解析用の言語である R でよく使うパッケージをまとめてみます。

R のパッケージについて

R のパッケージは CRAN からダウンロードできます。 CRAN は R 本体や各種パッケージをダウンロードするためのサイトで全世界にミラーが存在します。 Perl でいう CPAN のようなものですね。

ミラーサイトの指定

まず次のようにミラーをあらかじめ指定すると良いでしょう。

options(repos="http://cran.ism.ac.jp")

R のインタプリタから直接パッケージをインストールしようとした場合、対話的にロケーションを質問されます。

次のコードでインストールできます。

install.packages('パッケージ名')

http_proxy 環境変数で設定しておけば OK です。

機械学習で使いそうなパッケージは次表の通りです。

パッケージ名	説明
TTR	テクニカル・トレーディング・ルールを構築する関数とデータ
biOps	画像処理、画像の切り抜きや RGB のチャンネルごとの操作など
igraph	ネットワーク解析
kernlab	SVM 解析
lattice	S 用に開発されたグラフィックスパラダイムの R への移植
mvtnorm	二変量正規分布をはじめとした多変量正規分布の操作
plotrix	さまざまなプロット関数
pracma	数値解析 (ラグランジェ補間多項式など)
quadprog	二次計画法
tseries	時系列分析とコンピューテーショナル・ファイナンス
xts	zoo オブジェクトベースの便利な関数
zoo	時系列を扱うためのクラス zoo および zooreg とその操作のための関数群

今日は時間が無いので R のパッケージを紹介して終わりです。