Macにはドットファイルと呼ばれる不可視ファイルがあります。
ファイル名、フォルダ名の頭に"."がついてると不可視ファイルになって、通常はFinderでは確認できず、ターミナルの ls -aで確認することができます。
※ .bash_historyや.zshrcなどがそうです。
Finderで操作したいときありますよねー
ということでFinderに表示させてみます。
可視化させるコマンド
普段Pythonの勉強に使っているフォルダです。
venv環境で作用しており、prac0005の下には.venvフォルダがありますが、標準では見えません。
ターミナルを起動して以下のコマンドを実行します。
% defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
% killall Finder
1行目のdefaultコマンドを実行したのち、設定を反省させるためにkillallコマンドでFinderを再起動しています。
再起動したFinderを確認すると、parc0005の下に.venvフォルダ、更にその下にもフォルダ・ファイルが確認できます。
もう一度不可視にする
一時的に可視状態にしたのち、もう一度不可視にしたい場合もあると思います。
その場合は可視化したときのコマンドをFALSEで実行します。
% defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSE
% killall Finder
Finderを再起動してあげる必要があるのは同じです。
これでもう一度不可視になりました。
コマンドを使わない方法
上記はターミナルからコマンドを使って不可視ファイルを表示させましたが、キーボードショートカットでも変更可能です。
command + shift + .
これでも可視・不可視を変更可能です。
こちらの方がスマートでしょうか。
ちなみにコマンドで変更した場合、可視状態にしていてもアプリケーション上のファイル・フォルダ選択時のウインドウでは相変わらずドットファイルが見えない場合があります。
そういった場合でもキーボードショートカットを使えば表示されるようになるので、ショートカットを憶えておいた方が利便性は高そうです。