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Mackerel(マカレル)を使って自分のMacを監視して、アラートが発生したらslackに通知させてみる

Last updated at Posted at 2016-08-05

最近はやりのMackerelを使って、自分のMacを監視してみます。(特にディスクの使用率は役立つかも・・・)
そして、監視設定を入れてMacに問題が発生すると、slackに通知させます。

その前に簡単にMackerelの説明をします。

Mackerelとは

エージェント常駐型のサーバ監視ツールです。
ホストのリソース状況などをグラフに可視化し、障害発生時には自動でアラートが記録されます。
作成されたアラートは、

などと言った外部ツールと連携させ、通知することができます(連携も超かんたん!)

APIも用意されており、chat opsが捗りそうです。
また、オリジナルのプラグインも自身で作成することができます。

料金は無料!

以下のプラン体系が用意されています。
Macを監視するなら、無料枠(Trial, Free)で十分!

スクリーンショット 2016-08-05 10.39.24.png

監視するまでにやること(目安: 3分)

  • Mackerelにアクセスして、アカウント登録をしましょう。
    スクリーンショット 2016-08-05 10.37.44.png

  • 次にオーガニゼーションの登録します
    スクリーンショット 2016-08-05 10.54.45.png

  • 最後にプラン選択をします(ここでは、Trialプランを選びましょう!)
    スクリーンショット 2016-08-05 10.54.59.png

  • この画面が表示されたら一旦終わりです。
    スクリーンショット 2016-08-05 10.55.23.png

MacにMackerelの導入!(目安: 5分)

brewからMackerelをインストールする

brewからMackerelをインストール
$ brew tap mackerelio/mackerel-agent
$ brew install mackerel-agent

API KEYの設定をします。

自分のオーガニゼーションのAPI KEYを確認しましょう。

  • 画面右上から[アカウント設定]をクリック
    スクリーンショット 2016-08-05 11.13.03.png

  • メニューからオーガニゼーションを選び、[設定]をクリックします
    スクリーンショット 2016-08-05 11.13.29.png

  • タブから[APIキー]を選び、矢印で指しているボタンをクリックします

    • 自動でクリップボードにコピーされます。 スクリーンショット 2016-08-05 11.13.41.png
  • <API-KEY>を、先ほどコピーしたAPI KEYに書き換えてコマンドを実行しましょう。

設定ファイルにAPI-KEYを追加する
$ echo 'apikey="<API-KEY>"' >> /usr/local/etc/mackerel-agent.conf

LaunchAgentsに登録・起動する

  • LaunchAgents とはログインしたユーザの権限で起動時にプログラムを実行するための機能です。
    • launchctlコマンドは、daemonやagentを管理することができます。
LaunchAgentsに登録・起動
# LaunchAgentsにシンボリックリンクを張る
$ ln -sfv /usr/local/opt/mackerel-agent/*.plist ~/Library/LaunchAgents

# 設定ファイルを読み込む
$ launchctl load ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.mackerel-agent.plist

# jobを開始
$ launchctl start homebrew.mxcl.mackerel-agent

これでmacを起動するたびに、mackerel-agentが自動で起動します。

導入後の確認

  • [Hosts]をクリックします。そして、ホストが追加されていることがわかります。
    スクリーンショット 2016-08-05 11.33.12.png

  • 次に、ホスト名をクリックして、データが取れているか確認します(反映までに10分くらいかかります

    • 正常にグラフが取れるとこんな感じにグラフが描画されます。 スクリーンショット 2016-08-05 11.33.32.png

監視ルールを入れる(目安: 3分)

  • [Monitors]をクリックします
  • 監視ルールには、connectivityがデフォルトで入っています。

では、新しく監視ルールを追加してみましょう。右上の[監視ルールを追加]をクリックします。
スクリーンショット 2016-08-05 11.40.12.png

手始めに、CPUに関する監視ルールを作成してみます。

  • 監視対象のメトリックから「CPU %」を選択します。
  • アラートの発生条件を入力します。
  • 最後に[作成]を押して完了です! スクリーンショット 2016-08-05 11.44.49.png

slackに通知させてみよう(目安: 5分)

設定

  • [Monitors]をクリックします
  • [チャンネル設定]をクリックします スクリーンショット 2016-08-05 11.50.55.png

次に、[通知グループ/通知チャンネルを追加]をクリックします。
スクリーンショット 2016-08-05 11.52.35.png

一覧からSlackを選択し、必要な情報を入力します

スクリーンショット 2016-08-05 12.01.26.png

  • 最後に、[作成]をクリックして完了です!

アラートが起きると・・・slackに通知がきます。

スクリーンショット 2016-08-05 13.23.57.png

まとめ

最近はやりのMackerelをMacに入れて監視する設定を入れました。
無料で試せるので、ぜひ皆さんも遊んでみましょう〜

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