Lookerのダッシュボードの最小単位はLookと呼ばれていまして、実際の業務で利用する場合は、複数のLookを組み合わせて運用することが多いと思います。
今回はこの**Lookの基本構成である3つの要素(FILTERS, VISUALIZATION, DATA)**を紹介していきます。
FILTERS
・データの表示対象を指定値で絞る機能。
用途としては、
・特定の日付範囲のデータを抽出する
・特定の値を超えたものだけを抽出する
など、様々な角度でデータを絞る事でデータの傾向を探索する場合などに利用可能です。
VISUALIZATION
・グラフ表示機能
登録されている好きなグラフをワンクリックで切り替え可能
また、追加すればサンキーダイアグラムなど様々なグラフも用意されている。
DATA
・グラフを構成する実データの表示機能
LookMLによる自動生成されたSQLも確認可能
Lookの特徴とまとめ
・フィルタ項目の追加、削除が簡易(データベースに取りこんである項目であれば、ほぼワンクリックで追加削除可能)
・FILTERS, VISUALIZATION, DATAは全て折り畳める。
例えば、VISUALIZATIONを大きく表示したい。と行った場合は、▽FILTERSと▽ DATAをクリックする事で対応可能。
上記のような特徴がある為、MTGなどでデータをインタラクティブに変更しながら、議論に活用するのに適していると思います。