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Railsdm2019の個人的なメモまとめ

Last updated at Posted at 2019-03-24

2019.03.22-23で開催されたRailsdm2019に聞く側で参加してきました。
備忘録も兼ねて自分が面白いなーと思ったとこをまとめたいと思います。

最初に運営の皆さんに謝辞
開催にあたって色々とご尽力されたカルパスさん、他スタッフの皆さん、ご提供いただいた各社に感謝します。
本当に素晴らしいカンファレンスだったと思います。
今後は形を変えての運営という事になるようですが、ぜひ次も参加したいです!
楽しみにしています。

以下、個人的にささった順で、見てきたセッションについてのメモ。

ピクスタ 後藤さん: Ruby on Railsの正体と向き合い方

  • Railsは何を妥協することで何を獲得したのか?という鋭い考察
    • 特に、RailsとHanami(クリーンアーキテクチャ)の比較が面白かった
  • URLからテーブルまでが一直線とか、モデルの中で例外が出てくる時が破綻のタイミングなど全体的にとてもわかりやすい資料。すごい。

クックパッド 庄司さん: DevOps, Immutable Infrastructure, Microservices and Chaos Engineering

  • Dockerはinfrastructureが不変であることをアプリケーションコードに強制した、というのが腹落ち感すごかった
  • Conwayの法則は最近どこに行っても聞く話
    • チーム編成/教育/スクラム関連の需要の高まりを感じる
  • ここまでやって(さらに言うならそれはMonolithの段階から)初めて「うちはMicroserviceやってます」って言えるんだなー、と
    • 自分がやってる規模は全然しょぼいよなーと再認識
    • カンファレンスはこういう普段の自分の環境と全然違う話を聞けるのが面白い
  • サービスメッシュの話が面白い
    • 各サービスは全部localhostを向いてて、あとは全部envoyがやってくれるそうな
  • Chaos Enginieeringはサーバーを落とすことではない
    • サーバーを落とすことだと認識していたのは私です。。。すいません
    • SteadyState = 計測指標を持つ、というのがとても大事
      • これは本当にそう思う。chaos engeneeringがどうとか関係なく

永和システムマネジメント 伊藤さん: rubyコミュニティの歩き方

松田さん: 毎日の開発に役立つRailsプラグインづくりの秘訣

https://speakerdeck.com/koic/somebody-to-ruby
https://speakerdeck.com/a_matsuda/extending-rails-for-real-world-app-development

  • 両者とも、もっと「参加」しようということを呼びかけていて、今の自分に足りないものだなと思った
    • とはいえまだまだ実力不足なので、まずはちゃんとお勉強から...
  • 最後のJeremyのkeynoteで質疑応答があった時も、質問者に「ぜひあなたがPRを出してください」と言っていたのが印象的だった

永和システムマネジメント 三村さん: Railsな受託の会社で僕がやっていること

  • コードレビューで厳しめになるのは、そもそもその前提となる設計/実装ポリシー等の共有が足りてないのでそこを改善していくという考え方はなるほどなと
  • 最後に紹介していたRuby-道の話は資料見たらマジで感動ものだった

マチマチ 藤村さん: 入門 名前

  • 良い名前ってなに?という問いに対するすごく明快な回答
    • 後藤さんのRailsの話でもあったけど、そもそも命名の時点で正しく分割できるように実装してかないとダメっていう方針で行きたいなと思った
    • 名前重要
  • 個人的に、すぐ使えて応用範囲が広いという意味ではこの発表が一番だったかなと思っています

トクバイ 前田さん: サービスを成長させる仮説検証

  • ビジネスの要件でどのようなパスを見つけ、対処していくかという話
  • 前提として要素を列挙・計測しているというのがあって、やっぱそこ大事ですよねと思う
  • プロダクトに閉じない視野というのは抜けがちなので気をつけたい

kaizen platform 池田さん: ログを解析し続けてわかった、会社で眠っているアクセスログを活用する5つのプラクティス

https://blog.ikedaosushi.com/entry/2019/03/23/150125
- なぜそのデータを見えるようにすべきか?という観点をたくさん得られた
- 特に、必ずフィードバックをもらうというのは自分に欠けてる視点。ありがたい
- 先日Metabaseを使えるようにしたばかりだったので色々ためになった
- 開発者もデータをどう見て分析するのかという視点を持つの大事だと思う
- 場合によってはDB設計にも絡む話だし

STORES.jp 勝亦さん 自分たちを信じられるチームが作りたくて私はこうした

https://speakerdeck.com/katsumataryo/railsdm-katsumata
- 内容自体は特に目新しいことはないスクラムの話なんだけど、めっちゃ共感多かった
- 小さな改善の積み重ねが本当に大事だよなと改めて思う
- 「どこも似たような苦労があるんだな」って実感するのもカンファレンスのいいとこだと思う
- しんどかった話を堂々とできるのは普通に尊敬 (個人だけでなくそれを許可できる組織も)

Wovn Technologies 久田さん: red-black-tree

  • 最近業務でパフォーマンスを気にしているところあったので参考になった
  • 即応用は難しいかもしれんけどHashやArrayばっかじゃなくてSetも色々試してみたいなと思った
    • こういうアルゴリズムとか実装の中の話聞くの楽しい

SmartHR 会社説明

  • ランチセッションで会社説明をしてくれた
  • SmartHR社の社内制度が色々充実してていいなあと思った
    • あと、それが導入されるに至った風通しの良さとかも
  • 残念ながら直近は転職できない事情があるんだが、タイミングが合えば詳しい話聞いてみたい

他にも参加したセッションあるのですが、とりあえずこの辺で。

感想

  • 総じてめっちゃいいイベントだったと思う
  • 個人的にしんどかったのが、座りっぱなしで尻が痛くなった件
    • もう少しセッションの間の休憩をとってもよかったのかも?
  • 英語で資料作ってる人多かったなー
    • 国際対応していかねばという危機感が自分の中で上がった
  • esaのトリさんかわいい
  • 2日目のサンドイッチうまかった
  • 事情で両日とも懇親会に出れなかったのが残念だった
    • 次は最後まで入れるように調整したい
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