1. はじめに
2023/05末にAWS Certified DevOps Engineer Professional(DOP-C02)を受けて合格しました。
スコアは804でした。
正直もっと悪いかなという体感で、むしろ落ちたかなと思ってたので8割はキープ出来て良かったです。
Qiitaがほとんど受験記録投稿になってますが受験メモをおいておきます。
なお、試験問題に繋がる内容は記載しないよう気を付けています。
2. DOP-C02について
2023年3月7日に公開されたAWS Certified DevOps Engineer - Professionalの新バージョンですね。
新バージョンの宿命ですが、受験に当たってまだ世の中に学習リソース・ナレッジが少ない印象です。
また、試験ガイドの通り、DOP-C01と比較して試験カテゴリの変更と比率の変更に加えて対象サービスが50個近く増加しました。
なので学習範囲が広がり、取得目指す時期としては記載時点ではあまり良くないという状況かと思います。
3. 学習時間/方法
学習期間:3週間程度
学習時間:60時間程度
時期的に平日学習時間があまり捻出できず土日に集中する感じで進めました。
合格率を高めるのには繰り返し学習して記憶に定着させた方が効率良いと思うので、土日一極集中はあまりオススメ出来ないなという感想です。
4. 学習に使ったリソース
- AWS公式
- AWSサービス
- よくある質問
- サンプル問題
- Skill Builderのサンプル問題
- Udemy
- 買ったけど使わなくなったもの
- 迷って使わなかったもの
今回も試験対策に特化しないよう実サービスを触って覚えるようにしています。
Udemyのハンズオン付き講義は今回非常に参考になりました。内容が大分ボリューミーなのでx1.25倍速を基本に一通りこなしています。試験ギリギリにDOP-C02対応してくれたのも非常に助かりました。
ハンズオンがかなり実践的で試験に問われる内容を良くカバーしています。
作者がCloudFormation好きと言っているだけあってCloudFormationのコンテンツはかなり充実しています。普段はTerraform派なのでそこも凄い助かりました。
模試については、一応DOP-C02対応と書いてあるUdemyを3回ずつやって90%超えを目安として実施しました。本番を受けた後の感想としては7割ぐらいは活用出来るかな?という感想でオススメはできます。
他には当初TechStockを試してみたのですが、旧koiwaclub時代と同等にやはり回答が誤っていると思う問題や、解説の不十分な問題が目立ち2日ぐらいやって使わなくなりました。(運営元も良く分からないですし、90日課金必須は結構つらい)
1点悔やまれるのが、公式模試が1回$29.99と勘違いしていて見送っていたのですが、よく見たら/monthのサブスクモデルで他の学習コンテンツも使えるんですね。そこに気付いたのが試験前日で検討したのですが、課金してからアクティブ化されるのに1日掛かったというブログ記事もあったりして泣く泣く断念しました。
5. 試験当日
前回書いておいて、自分的にはかなり役立ったのでほぼメモです。
- 02:00 就寝
- 10:00 起床
- 10:30 鮭おにぎり1個、和菓子。栄養ドリンク1本。サプリメント接種
- 12:40 ラムネ粒ブドウ糖5g接種し移動
- 13:40 開場前到着。ラムネ粒ブドウ糖5gと頭痛のためロキソニンを接種し会場に
- 14:00 試験開始
- 15:30 1週終了 残りフラグ問題数26問 (時計がないので時間は大体)
- 16:53 試験終了 残りフラグ問題数9問
今回選択した会場は東京の市ヶ谷テストセンター。
全体的にコンパクトで綺麗めです。受付の方も手慣れた様子でした。
会場は20席程度。トイレは男女1つずつ。デスクのパーティションにイヤーマフ設置済み。
PCは数年前のOptiPlexと新しめのHPモニタでレスポンスは悪くなく、受験環境としては大分良い方かなと思います。
気になった点としては、今回窓際の席でしたがそれでも分かる位空調の効きが強めで、半袖の方はしんどそうでした。自分は長袖にTシャツ一枚でちょうど良かったです。
また、受付と試験会場の壁が薄く受付でのやり取りが結構聞こえて来たので気になる人は気になるかも。
6. 完走した感想
DevOpsでいうとOps成分多めの回でした。
マルチアカウントやOrganizationsの組織に対してどうトラブルシュートするか、それらの設定をいかに効率的に実施するか、イレギュラーなエラーが発生した。原因はなにか?みたいな設問が多かった印象。
個人的に苦手な組織のマルチアカウント系のトラブルシュートが多かったので、純粋な難易度比較は難しいのですが、SAPと同等かワンランク下位で、いずれにしても気合入れないとなかなか取れないなと感じました。
シンプルにCodeファミリー使ったCI/CDをプロダクト等で使い込んだ経験あると強いんじゃないかなと思いました。幸い自分はGitLab派閥とCodePipeline派閥で挟まれて会社のCI/CD管理している身なので結構イメージしやすかったです。
SAPの時もなんですが、Organizationsやマルチアカウント・組織系のサービスは普段所属している側だとなかなか利用する機会が無くてつらみ深いなーと感じてます。
組織やマルチアカウントのトラブルシュート問題についてはDOPのが難易度高いかも。
なお、OpsWorksくんは首の皮一枚出題されていました。
個人的に重要だと思ったサービス
Codeファミリー(Starは除く)、Organizations、Control Tower、GuardDuty、Security Hub、CloudFormation
CloudWatch全般、CloudTrail、Config、Trusted Advisor、SNS、API Gateway、Lambda、Systems Manager、Secrets Manager
7. Next
アソシエイト3種も全部Expireした後にプロフェッショナル2種を取得し、現在は上半身だけ鍛えまくってるような状態になっていると思うので、失効したアソシエイト取得し直そうかなと考えています。
Specialtyの現状取得予定はありませんが、AWS認定セキュリティだけは狙ってもいいかなと思っています。