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同じ作業めんどくさいから自分でコマンドを作ったわ

Last updated at Posted at 2022-03-19

動機

自分だけの便利なコマンドを作りたいなと思ったことはありませんか?
私はコードを検証するためにフォルダを作成して、そのままVSCodeを開くことがよくあるので今回はnpコマンド(new projectを作成してvscodeを開く)を作りながらコマンドの作り方を解説します。著者のシェルはzshです。

事前準備

VSCodeに移動して「command」 + 「shift」 + 「P」で以下の画面が表示されるので 「code」と打ち込み codeコマンドをインストールしてください。
スクリーンショット 2022-03-19 22.30.10.png

コマンドを作る

コマンドファイルを作る

ホームディレクトリにいることを確認して以下を順番に実行してください

mkdir command
cd command
touch np
chmod 777 np

シェルスクリプトを書く

vimエディタを開き

vim np

以下を記述します。これがコマンドの実行内容になります。

#!/bin/sh

if [ $# != 1 ]; then
    echo "Please tell me the project name"
    exit 0
fi

# current directory path
current_dir=`pwd 2>&1`

# project name
folder=$1

# make project folder
mkdir $folder

# project path
path="${current_dir}/${folder}"

# open vscode but you have to install code
code $path

どのディレクトリにいても実行できるようにする

コマンドを実行できるようにするために2パターンあるので紹介します。

case 1. PATHを追加する

PATHってなにそれおいしいの?っていう人のために説明すると、以下を実行するとPATHを確認することができます。

echo $PATH

見やすく整形する

echo $PATH | sed -e 's/:/\n/g'

環境変数を見ても確認できます。

env

:で区切られており、実行ファイルはこの配下にあるよというリストになっている。実際に/usr/local/binの配下にはインストールしたcodeコマンドが存在する。わざわざ長いパスを記述する手間を省くためです。

/usr/local/bin:
/usr/bin:

以下のようにすることでPATHを追加することができます。

export PATH=$PATH:コマンド検索パス

今回の場合だと以下のようにすればOK

~/.zshenv
export PATH="$PATH:$HOME/command"

詳しいことは以下のサイトで↓↓↓

case 2. シンボリックリンクを貼る

ln -si ~/command/np /usr/local/bin

詳しいことは以下のサイトで↓↓↓

実証

以下のコマンドを実行することで現在いるディレクトリ配下でフォルダが作成されVSCodeが開かれました。意外と簡単だったので独自のコマンドをたくさん作ってみよう。

np new-project 

参考文献

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