はじめに
tmux 2.4 から 後方非互換のコマンドオプションが入り、Ubuntuのデフォルトのパッケージリポジトリのtmuxが古いことにより、tmuxの実行時に usage: send-keys [-lRM] [-t target-pane] key ...
というwarningが実行時に出るようになったため、最新のtmuxのビルドを使用することでこの問題を解決した。
ここではその時に行ったtmuxのビルドと設定方法について記述する
最新の tmux のビルド・設定方法
tmux は github上で開発が行われているため、masterのブランチをビルドして適当なbinディレクトリに配置するだけで良い。
Ubuntu 16.04 では、build-essentials と automakeが必要になる。
srcコードは $HOME/src/tmux
で管理し、 バイナリは $HOME/bin/tmux
に配置する。
以上を踏まえると、以下のコマンドを実行することで、tmuxのビルドと設定ができる。
sudo apt update
sudo apt install -y build-essential automake libevent-dev ncurses-dev pkg-config bison
mkdir -p $HOME/src
mkdir -p $HOME/bin
cd $HOME/src && git clone git@github.com:tmux/tmux.git
cd $HOME/src/tmux && sh autogen.sh && ./configure && make
cp $HOME/src/tmux/tmux $HOME/bin/
echo 'export PATH=$HOME/bin:$PATH' >> $HOME/.bashrc
source $HOME/.bashrc