##アジャイル開発
概要
全体のシステムを各機能ごとに分けて、システム工程順開発を進めていく。
特徴
①最初に想定した機能を全て作らない=リリース時に最高の製品を目指す
②仕様変更の対応に強い
③短期のPDCAサイクルにより、反省を次の周期に活かせる
④顧客満足度の向上
⑤ドキュメントを極限まで省くため、スピーディーに開発できる
例)
機能が3つ,機能A,機能B,機能Cがあるシステムを開発する。
アジャイル開発では、機能ごとにシステム工程の順番で進めていく。今月は機能Aの要件定義から結合テストまで。来月は機能Bの要件定義から結合テストまで。こうすることによって、途中で機能Aの仕様変更が起きた場合にも、機能B,機能Cの作業を少し先送りにして対応することができるのである。
要するに
####「WEBサービス・アプリケーションにはアジャイル開発が向いている」
ということである。
##スクラム開発
概要
チームで仕事の進めるためのフレームワーク
メリット
*フレームワークなのでカスタマイズしつつ導入が可能。
*短周期なので、変更に柔軟になる。
*進捗状況を管理しやすい
役割
プロダクトオーナー:プロダクト・バックログの作成と優先順位付けの最終責任を持つ。
チームが生み
出す成果物の方向性をを決める
スクラムマスター:チームの仕事を妨げている障害物を取り除き、解決へ促す
開発チーム:2週間のスプリントを通して機能追加を行い、動作するソフトウェアをオーナーに届ける
工程
プロダクトオーナー:バックログにストーリーを作成。チームに対して、プロダクトとして実現したい価値を定義し、優先順位を決める。
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開発チーム:チームは2~4週間のスプリントを通して、機能追加を行い動作するソフトウェアをオーナーに届ける
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プロダクトオーナーからの要求に対して、2~4週間の期間内に実現可能な範囲に計画し、タスクに分解する
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デモ
これを繰り返す。
###バックログ
スクラムでは2つのバックログを定義
プロダクト・バックログ
*プロジェクトを完了するために必要なすべての機能が優先順位付けされた常に変化するマスターリスト
*プロダクトの全体の進捗状況への影響の把握・伝達がスムーズになる
スプリント・バックログ
*プロダクト・バックログを元にスプリントで実現する仕様をまとめたリスト
*期間内にタスクを終わらせられるかを検討
対応ツール
*Redmine