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sarコマンドでLinuxのパフォーマンスデータを取得してCSV化する

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はじめに

sarコマンドを使用してLinuxのパフォーマンスデータを取得しCSV化する。
後ほど別記事で、CSVファイルをPythonで読み込んでグラフ化する。

前提

  • Linux
  • sysstat($ sudo apt install sysstat などでインストールしておく)

パフォーマンスデータの取得

下のようにsarコマンドを実行し結果をファイルに保存する。
(この例では、全てのデータを1秒間隔で300回取得している。要は5分間。)

sudo sar -A -o test001.sar 1 300

sarファイルのCSV化

sadfコマンドでsarファイルからCSVを出力する。
(本来の出力はタブで区切られているためカンマ区切りに変換している。)

sudo sadf -T -- -A test001.sar | tr "\t" , > test001.csv

下のようなCSVが出力できる。
sar-csv001.png
1列目がホスト名、2列目が取得間隔、3列目が取得時刻、4列目・5列目が取得カテゴリ、6列目が値となっている。
次回の記事で、このファイルをPythonで読み込んでグラフ化する。

sadfによるグラフ化

sadfコマンドでもsarファイルからグラフを作成することはできる。
すべてのデータを指定すると縦に非常に長い画像となってしまうので、ここではCPUだけを対象としたグラフを作成してみる。

sudo sadf -T -g -- -P all test001.sar > test001-CPU.svg

下のようなグラフが出力される。
sadf-graph.png

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