Git使い方入門
今回はGitを使う際の主要な操作の解説を行う。
前提知識
操作を行うにあたり、知っておいたほうが良いことについていくつか記入する
リモートとローカル【ざっくり説明】
リモート：ネットワークに接続された状態（誰でも見れる（非公開の場合以外））
ローカル：個人のPC上にしかない状態（自分しか見れない）
リポジトリ
貯蔵庫。過去の状態をヒストリーとして保管しておける。
ブランチ
ある地点のこと。ポインタとして紹介されることが多い。この機能を用いることで、公開しているソースを使用しながらバグ修正を行ったり、新機能の構築ができる。
以下、イメージ図。
主要な操作
フォーク
他者のリモートリポジトリを自分のリモートリポジトリとして使えるようにコピーすること
クローン
フォークしたリモートリポジトリを自分のローカルリポジトリにダウンロードして使用すること。後で、変更内容をリモートリポジトリに反映するために必要。
コミット
作業内容をステージにあげて、その状態を記録しておくこと。この時点ではリモートに対して記録されることはない。ローカルの状態で記録が残る。以下、イメージ図。
チェックアウト
コミットの移動ができる。ただし、過去のブランチにチェックアウトしたからと言って、更新した内容が過去の内容に更新されるわけではない。あくまで指定した状態の作業ディレクトリの状態から作業が進められるイメージである。
マージ
ブランチを結合すること。以下、イメージ図。
プッシュ
ローカルリポジトリの反映内容をリモートリポジトリに反映する。これをしないと、ローカルリポジトリをどんなに更新してもリモートリポジトリに反映されないため、Github等のツールに反映されない。
プル（フェッチ＆マージ）
リモートリポジトリに新しく反映された内容をローカルリポジトリに取り込む。この操作をせずに、プッシュを行うと、競合が起こってしまうことがあるので、プッシュの前には必ずプルしたほうがいい。