はじめに
pythonの開発環境について、最近(2025/05/04時点)が注目されている。という話を聞いたので実際に調査&環境構築までやってみました。この記事ではその調査内容や手順を簡単にまとめます。
筆者の環境
- Ubuntu 24.04.2 LTS
【調査】uvってなんだ?
uvの特徴を簡単にまとめます。
- 仮想環境を作成・管理する統合ツールのようなサービス
- Rustで書かれた高速なPythonパッケージマネージャーと仮想環境マネージャー
- 位置づけとしては pip + venv + pip-tools + α の統合ツールのような存在
【調査】Pyhtonのバージョン管理方法
プロジェクトごとに異なるPythonのバージョンを用意したい場合は、あらかじめpyenvを用意する必要があるみたいです。
pyenvに関する紹介を行うと長くなるのでインストール~任意のpythonバージョンの用意までのコマンドを残しておきます。
# 1.pyenvのインストール
curl https://pyenv.run | bash
# 2.パスの登録
vim .bashrc
# ここから
export PATH="$HOME/.pyenv/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"
# ここまでをペースト
# 3. 読み込み
source ~/.bashrc
# 4. インストール可能なpythonのバージョンをチェック
## grepを使うと良
pyenv install -list
# 5. 必要なバージョンをインストール
## 例としてpython3.12.10
pyenv install 3.12.10
# 6. インストール済み価格人
pyenv versions
【実行コマンド】
ここからは、uvのインストール〜パッケージの追加までn実際に使ったコマンドを記載してゆく
# 1.uvのインストール
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh
# 2. 新規プロジェクトの追加
uv init my_project
cd my_project
# 3. 新規プロジェクトファイルの追加
## mkdirコマンドで作りがちだが、
## このコマンドで作ることでpyproject.tomlやmain.pyなどもセットできる
uv init my_project
cd my_project
# 4. 仮想環境の作成
## このコマンドで.venvがインストールされ仮想環境が作成される
## 体感的にだがかなり早い印象を受けた
uv venv
# 5. パッケージの追加
## 目的に依存する。例としてpandas
uv add pandas
# 補足
pandasをインストールすることでpyproject.tomlが下記の様に更新される
:~/my_project$ cat pyproject.toml
[project]
name = "my-project"
version = "0.1.0"
description = "Add your description here"
readme = "README.md"
requires-python = ">=3.12"
dependencies = [
"pandas>=2.2.3",
]