AWS Certified DevOps Engineer - Professional(DOP-C02)を受験してみた
はじめに
この記事では DOP-C02 を受験してみた感想や反省を書きます。
主な内容としては実際に受けてみてもっとhogehoge 勉強しておけばよかったとかここ勉強しておいてよかったなということを書きます。誤りなどがあれば書き直していく予定です。
なお、内容につきましては2023年3月17日時点の調査内容で記載しております。あらかじめご了承ください。
アジェンダ
- DOP-C02とは
- 試験に挑むまでにやったこと
- 実際に受けてみての印象
- 反省
- 対策
DOP-C02とは
タイトルにもある通り、AWS Certified DevOps Engineer - Professionalの改訂版第二版です。
試験ガイドはこちらを参照してください。
試験時間が180分(長い)、問題数は75問で択一選択と複数選択問題の2種類があります。
なお、複数選択に関してはだいたいが2択以上3択以下という感じです。
試験に挑むまでにやったこと
- 実際にサービスに触る
- BlackBelt online seminarの視聴
- 各サービスのドキュメントを読む
- AWS公式ハンズオン
直近でSAP-C02を受験したこともあったのですが、あまり特殊なことはしていません。
とりわけほかと違うことといえば、実際にサービスを触ったことです。
直近でSAP-C02の問題を解いており、数日前にギリギリで落ちていたという状態でした。
また、新しい試験方式ということもあって、改訂前の模擬試験を解くということはしませんでした。
※実はその2週間前にDOP-C01の試験を受けてギリギリで落とされています。
ちなみにSAP-C02の時は公式模擬試験を解いていたんですが、想定していたものと全く違うものが出たように感じたのとあまり参考にならなかったというのが所感です。
※あえてフォローするなら解き方や速読の練習にはなりました。
実際に受けてみての印象
- これ?SAP-C02か?みたいな印象
- 当然ながらCodeシリーズがしっかり出る(現時点でPreview版のCode Catalystを除く)
- 開発で認証といったらCogniteですよね。わかります。
- で、出た〜Config監査系〜
- またかよorganizations、そしてControlTower(Solution Architect Organizationsじゃん!)
- お決まりのRTOとRPO、復旧までにかかる時間
- Jenkinsおじさん、クビ?
とりわけ印象に残ったのはSAP-C02か?みたいな気持ちになったことと以前にもましてちゃんとCodeシリーズを出すんだなぁというところです。また、DevOpsなので開発という印象がありつつも、復旧スピードなどのソリューションアーキテクトのような部分も見受けられました。
なお、DOP-C01ではJenkinsもいたような気がしましたが、今回の試験で霊圧が完全に消えました。
反省
- 改訂前の模擬試験を解いておいたおうが良い思う
- とはいえ、直近までたくさん解いていたので大体の問題は答えと導出手順を覚えているのであまり練習にならない。
- 何問か解いていたら受かっていたかというとそうでもない
- 試験ガイドのサービスを全部コンソールで見なかった
- 開発ツールはコンソールで見たどころかハンズオンでパイプラインを組むことまでやった
- AWS Config で実際にルール検出をやってみた
- SCPに触ってAmazon Chime を無効化してみた
- 見るものは見たが全部ではない
- Jenkins
- 前回出てきた気がしたので警戒したけどぶっちゃけこの試験においては知らなくても別によかった
- 復旧までにかかる時間で解き方を見失った
- 端的に言えば、わからなくなったという感じ
- Codeシリーズ
- 落ちているハンズオンを全部やるようなイメージで望んでおけばよかったかなと
- あんまり時間かけていると次の試験をうけるタイミングでCodeCatalystも出てきちゃうかもしれない
対策
- 改訂前の模擬試験を解く
- 答えと導出手順がわかっていても解く
- Codeシリーズはハンズオン
- 実際に自分で構成図を書いて構築する練習
- 復旧時間(RTOとRPO)
- 各サービス、特にAuroraなどをマルチリージョンにした時の復旧時間やDR対策について考えてみる
- Route53で切り替え?ELB(ALB or NLB)で切り替え? リージョン?、AZ単位の切り替え?何が適切?
まとめ
SAP-C02の問題演習をやっていれば、わりと得点を稼げていたのではという印象を受けました。
例えば、OrganizationとControlTowerの使いどころ(複数アカウントにおける権限管理、ガードレール)やアカウントの復旧スピード(RTO RPO)、リソースの自動回復などです。
そういうプロフェッショナルな側面を持ちつつも、Codeシリーズの深い知識を問うような感じかなと思います。
また、わかっていても実際に経験したことがないとある程度答えに辿りつけないような難易度まで到達しつつあるのかなという印象も受けました。
多くの人は追加されたサービスの数に惑わされますが、本当にヤバイのは深い経験がないと回答に辿り着けないという問題があるということです。
もちろん、名前にプロフェショナルという名前がついているので当然と言えば、当然です。
次を申し込もうと思いましたが、ハンズオンなどをしてもう少し経験を積んでから再挑戦しようかなと思います。
※もしかすると他の専門知識に時間を使った方がよかったのではと思うような感じもある。
※1ヶ月は置いておこうかなと思います。
おまけ
得点は704点でした。