2018/08/20Update
The Weather Company Dataについて
IBM社(買収元)のもつ天候データを提供するソリューションです。
これらにはいくつかのデータセットがあり、提供元によって少しずつ違うので、ちょっとまとめます。
要はサイトの翻訳的なものです。
データの種類
The Weather Company Data Packagesという名称でいくつかのパッケージで構成されています。
データの詳細については参照元を御覧ください。
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Data Core / コア
- このデータパッケージには、現在の状況や予測、現在の状況や予測のための画像を含むレーダーや衛星データなど、最も重要な天気APIの多くが含まれています。
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Enhanced Current Conditions / 強化された現在の条件
- このパッケージには、伝統的な情報源に加えて200,000以上の個人用気象ステーションに基づいて現場で利用可能な、最高解像度の気象観測ネットワークの1つが含まれています。
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Enhanced Forecast / エンハンスト予測
- 天気予報エンジンには、最先端のアンサンブルモデル予測、200人の気象学者および関連科学者、The Weather Companyの観測ネットワーク、レーダーおよび衛星同化およびモデリング機能が含まれています。
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Severe Weather / 重大な天気
- このデータパッケージには、雹、雷、激しい風、竜巻などの悪天候よりも一歩先を進んで企業の資産を保護し、予測された、厳しい気象データの予測、
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Lifestyle Indices/ ライフスタイル指標
- この一連のライフスタイル指標は、大気質、花粉、インフルエンザの発生、痛み、呼吸、乾燥した肌、髪のちぢれ、静電気などの健康指標を含む気象イベントを使用して顧客に役立つのに役立ちます。
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History On Demand Data / 過去の気象データ
- 過去の気象観測を企業に提供し、過去の重要なビジネスプロセスに天気がどのように影響したかをよりよく理解し、将来の同様の気象イベントがもたらす影響を予測できるようにします。このパッケージでは、表面温度、風の速度と方向、相対湿度、大気圧、露点の時間値へのアクセスを提供します。
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Seasonal Forecast Brochure / 季節および季節の予測
- 3〜5週間、1〜4カ月、今の5〜7カ月の予測される気温と降水量のパターンを包括的に表示します。
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Location Data / ロケーションデータ
- フットトラフィック指標を使用して会場ベースのビジネスのパフォーマンスを予測します。
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Traffic / 交通データ
- 50カ国で800万km以上の道路をカバーする3億以上の情報源からの交通、道路、およびインシデントデータ。
全体のマッピングをまとめるとこんな感じらしいです。
ただし、一部のパッケージですが・・。
The Weather Company Data Packages OverView
提供サービス別のデータ
IBM Cloudで提供されているデータ
実は、IBM Cloudで使える「Weather Company Data for IBM Cloud」では、Data CoreのAPI提供されている部分しか使えないのですが、クレジットカード登録したアカウントで、Freeプランを使う分には、新しく環境を構築しなくても、無償でお試し可能です。
<<注意!!>>
お試しで行う分には問題ないのですが、実際に顧客向けサービスをやると気象業務法に違反する可能性がありますので、ビジネス化するときはIBMの営業に相談したほうがいいです!
IBM Cloud の追加のサービス記述書-Weather Company Data for IBM Cloud
Weather Company Data for IBM Cloud(API)の例
IBM Cloudで扱えるData CoreのAPIについては以下のサイトで参照可能になっています。
Weather Company Data For IBM Bluemix APIs
APIで取得できるパラメータは翻訳しきれないので、リンク先のAPIにあるModelタブにあるパラメータ説明を読み込んでください。
こんな感じで、レスポンスデータのModelは記述されているので、Google翻訳とかでがんばってみてください!!
まずは、このAPIを試してみるといいかもしれません。
おまけ:Call for Codeでの提供データ(-2018/9末迄)
IBM Cloudよりも多く使えるようになっています。
ただ、Lifestyle等のデータは相変わらず使えません。
確かに災害対策に直接使えるかというと、と思うとやむなしだったのかもしれません。個人的には、髪のちじれ指数などのライフスタイルデータは応用ができそうなので、少しだけでもFreeでも使えるようになってほしかったですが。。
ただし、これらはCall for Code専用のAPIなので、2018/09/30までしか使えないと考えておいたほうが無難そうです。
- Data Core
- Enhanced Current
- Conditions
- Enhanced Forecast
- Severe Weather
詳しくはコチラをご参照ください。
そんじゃーね。