言語リファレンスを見ていないとどうなるのか?
エンジニアの独学にありがちなのが、手探りで調べながらものづくりをすることだと思う。
例えば、LaravelでWebアプリを作る際に、「テンプレートってどうやって書くんだろう」「認証ってどう作るんだっけ」など、必要になった機能をその都度検索しながら新しい知識を得ていく。
しかし、それでは自身の想像の範囲の知識しか得られない上に、せっかくLaravelを触っているのに言語のことを学びにくい。
さらに、フレームワークで対応しきれないケースや、バージョンによる不具合に遭遇して詰まったときに打つ手なし、といった事態に陥る。
なぜ言語リファレンスを見るべきなのか?
そんなときに助けになるスキルとして、「言語そのものの機能で実装できる力」だと思う。
そのため、言語で出来ることをできるだけ多く頭に入れておくことが鍵となってくる。
言語リファレンスは全部頭に入れるべき?
だからといって、すべてを暗記する必要はない。
(暗記できるならそれに越したことは無いが…)
通勤時間の5分だけでもいいし、寝る前の5分でも良いので、使っている言語のリファレンスを眺めるだけでいい。
その言語にどんな関数があって、どんなことが出来るのかを頭に入れておいて、「あんなことができたなぁ」と思い出せるようにしておくだけで、打つ手なしな状況はかなり減る。
熱心な学習者さんは眺めた関数を使って見ると良いだろう。
まとめ
独学だと即ものが出来るフレームワークをいじって遊ぶのが楽しい(筆者もそう)。
しかし言語そのものの学習もちゃんとやると後に活きてくるので、是非やってみてほしい。
(参考)言語リファレンスリスト
参考までに筆者が触っている言語のリファレンスリストを記す。
(極力1次情報を見るように英語も頑張って読む)
言語等 | URL |
---|---|
PHP | https://www.php.net/manual/ja/langref.php |
JavaScript | https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference |
Go(Jan 14,2020) | https://golang.org/ref/spec |
Python(3.9.1) | https://docs.python.org/ja/3/reference/index.html |
Ruby(3.0.0) | https://docs.ruby-lang.org/ja/3.0.0/doc/index.html |