bookedの操作手順

概要

予約管理システムbookedの操作手順です。
bookedのインストール手順
でbookedインストール作業が終わっていることを前提とします。

最初にやること

１．admin/passwordでログインします。

　adminはApplication管理者なので、全ての管理を行うことが可能です。

２．スケジュールの管理者を登録します。

　管理タブ⇒スケジュールを押します。
　スケジュールの管理者を「Schedule Administrators」に変更します。
　デフォルトでは、「--なし--」となっています。

３．グループの管理者を登録します。

　管理タブ⇒グループを押します。
　Application,Group,Resource,Schedule
　４つ全てのグループ管理者を「Group Administrators」に変更します。
　また、Resource Administratorsのグループロール(役割)を開き、「Resource Admin」を選択します。

４．ユーザーのタイムゾーンを登録します。

　管理タブ⇒ユーザーを押します。
　インストール時のConfig.phpで、「Asia/Tokyo」で指定していても、ユーザーは「America/Chicago」で登録されています。
　ユーザを選択して、タイムゾーンを「Asia/Tokyo」で登録します。

５．アプリケーション設定を登録します。

　管理タブ⇒カスタマイズ⇒アプリケーション設定を押します。
　app.title　アプリケーションのタイトルを登録します。
　name.format　{last} {first}　を登録します。ユーザ名を表示する際に、名字　名前で表示するようになります。

管理者の権限範囲

Application管理者,Group管理者,Resource管理者,Schedule管理者の４つの管理者権限があります。
それぞれどのようなことができるか。

Application管理者

全ての操作が可能です。

Group管理者

ユーザ登録、グループ登録が可能です。

Resource管理者

リソースの登録が可能です。

Schedule管理者

スケジュールの登録が可能です。
また、スケジュールに属したリソースの登録が可能です。

マスタ登録

スケジュールを登録する

スケジュール登録は、「何の範囲で予約管理するか」を登録します。
例）本社・支社１・支社２

リソースを登録する

リソース登録は、「何を予約管理するか」を登録します。
例）会議室、車

ユーザを登録する

ユーザ登録は、「誰が予約（管理）するか」を登録します。
例）管理者、一般ユーザ

備品を登録する

備品登録は、「スケジュールに存在する備品」を登録します。
”スケジュール”に存在する備品であって、”リソース”に存在する備品ではないです。
例えば、
会社（スケジュール）で保有しているプロジェクターを管理するものであり、
会議室（リソース）に置いてあるプロジェクターを管理するものではないです。

会社には椅子が１００脚、プロジェクターが１台あった場合、
会議室Ａで、椅子を１０脚、プロジェクターを１台借りる
会議室Ｂで、椅子を２０脚借りる事が出来るが、プロジェクターは借りることができない。
という使い方をします。

備品には、スケジュール内の共有資産を登録すべきでしょう。
ただし、備品が借りることができるか、できないかの判断は
実際に予約してみるまで分かりません。
上記の例では、会議室Ｂを予約したタイミングで初めて分かります。
予約状況で閲覧したいのであれば、リソースとして登録するしかありません。