1.ITパスポートとは
ITパスポート(iパス)は、ITに関する基礎知識を証明する経済産業省認定の国家試験です。
ITに関する知識だけではなく、以下のような知識も問われます(ストラテジ系などといったりします)。
・経営戦略
・マーケティング
・財務
・法務
2.ITパスポート試験そのものについて
ITパスポート試験の概要
ITパスポートの概要について書かれています。お金がかかることなので、本当に自分に必要かどうかも含めて検討してみましょう。
試験の流れや申込み方法について
試験内容・出題範囲
※2025/01/23時点での内容を確認しています。
すべて4択の問題が出題され、120分で100問の問題を解きます。
時間をかけるような問題ではなく、どちらかといえば知識を問う試験だという事が伺えます。
総合評価点については、おおよそ6割程度で合格なので、それほどきつい試験ではないと考えることもできます。
ただし、分野別の足切り点(※300点以上/1,000点)があります。つまり、それぞれの分野をそれなりには勉強しないと合格できないので、注意が必要です。
※ 総合評価点
600点以上/1,000点(総合評価の満点)
※ 出題分野
ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度
ストラテジ系の出題がそれなりに多いことには注意したほうがいいでしょう。
ITパスポートと言いつつも、実際は幅広い知識を聞いてきたりします。
3.試験対策
最終的にはITパスポート道場で過去問演習をひたすら繰り返し行うのみです。わからない場合は解説を見ましょう。ただし、解説を見てもわからない場合は、基礎的なことを調べる必要が出てきます。
つまり、教科書的に使うサイトも紹介します。
過去問演習
みちともデジタル
ジャンル別に整理されている用語集を教科書的に使うことができます。
「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
ITに関する用語がわからない場合、手っ取り早く理解するために重宝します。
単語帳のような感じで使えると思います。
ITが苦手な人向けの勉強法
試験範囲の確認
まず試験範囲(※1~23)を確認します。分野(ストラテジ)と大分類、小分類をさらっと見てください。この分類について学習できれば良いんだな~くらいに考えましょう。
教科書的に使えるサイトで基礎知識を養う
分類別に、用語集をさらっと見てください。計算が苦手な人は無理して、計算問題が多い「基礎理論」に取り組まなくても良いと思います。基礎理論ではこういう事をやるんだな~という理解で良いと思います。
実際に計算に近いような思考が伴う問題もあれば、1問1答のような形で回答できる問題もあるので、全体として6割程度取れることを意識して取り組んでみてください。
実際には覚えるだけで、なんとかなる問題も多いです。
直近の過去問を解いて出題のバランスと近年の出題傾向を見る
必ずといって良いほど未知の問題は出題されますが、繰り返し出題されている問題に注目して対策を行っていくといいと思います。似たような問題を解いたことがあるな、という感覚になったらかなり学習が板についてきている証拠です。
最後に
何かの足しになれば幸いです