AWS CodePipeline で Git タグでのパイプライン実行ができるようになったそうです。
AWS CodePipeline で git タグでのトリガーのサポートを開始
チュートリアル:Git タグを使用してパイプラインを開始する - AWS CodePipeline
試してみたところ、注釈付きタグをトリガーにした場合にうまく動作しませんでしたが、結論としては軽量版タグを使用すると動作するようでした。
動作成功までの作業ログ
パイプラインの作成
ほぼチュートリアルの通りに進めています。
パイプラインタイプV2を選択してステップを進めます。
ソースプロバイダーに「GitHub(バージョン 2)を選択し、Github に接続してリポジトリを選択します。
パイプライントリガーに「Git タグ」を選択し、含めるタグに「release*」を入力、デフォルトブランチを適当に設定してステップを進めます。
今回はビルドステージをスキップ、デプロイステージではデプロイプロバイダーをS3に設定してパイプライン作成を完了しました。
注釈付きタグをプッシュ -> Source アクションが失敗
注釈付きタグを付与してプッシュします。
$ git tag -a release-1 -m '1st release'
$ git push origin release-1
Source アクションの実行に失敗しました。
[GitHub] No Commit [{HASH}] found for FullRepositoryName [{REPOSITORY}}]
エラーメッセージのハッシュの情報によると、コミットのハッシュではなくタグのハッシュでコミットを探そうとしたようです。
$ git log
commit 5ad051b1e67cf57c1917a35ac8f45923febe2c4c (HEAD -> main, tag: release-1, origin/main, origin/HEAD)
$ git rev-parse main
5ad051b1e67cf57c1917a35ac8f45923febe2c4c
$ git rev-parse release-1
ad5621c3902b5ace95d4984110832a7817bbfa8d
軽量版タグをプッシュ -> Source アクションが成功
軽量版タグを付与してプッシュします。
$ git tag release-1
$ git push origin release-1
Source アクションが成功しました。