QAに携わっていて日常に役立ったかなーと思うことを5つ挙げて記事を記載します。
自己紹介
もともと業務システムやWebシステムのエンジニア。20年ほど前からQAに携わっている。
QAでは様々なハードウェア、ネットワーク、ミドルウェア、ゲーム、Webサービスに携わってきた。
スタンバイに入社してもうすぐ2年。
1.原因の深堀
もうだいぶ過去になるが、大規模インフラのQAに携わっていた時などは日常的にポストモーテムが実施され、ポストモーテムファシリテートとして活動していた。
「毎日が日曜日」ならぬ「毎日がポストモーテム」という感じ。
再発防止のために原因を深堀し続ける毎日の中でこのポストモーテムの考え方は日常生活でも役に立ち、何か問題が発生したときに原因はなんだろう、真因はなんだろうと深堀することで表層的な対症療法ではなく根治療法まで結びつける役立ちがある。
電気代
階段
2.裏を考えるようになった
QAでは仕様どおりに動作することを検証することはもちろん、仕様に記載されていない部分の確認も行う。
「この機能は営業時間中はAの動作を行い、それ以外の時間はBの動作を行う。」
みたいな仕様があった場合、記載どおりの挙動を確認することはもちろんだが、境目となる時間のちょうどぴったりの時はどうなるのか、Aの動作中に営業時間が終了した場合は?年末年始やGWなど長期休暇中は?など仕様に記載されていない裏の部分を考慮して検証することがある。
日常では
「主婦の95%が支持している。」
みたいな広告があった時に残りの5%どういう層が支持しなかったのか、どんな理由で支持しないのかなど裏を返して考えるようになった。
表立ったメリットはない。
3.ブラウザに詳しくなった
日常的に使っていたのは過去を含めてNetScape(IEがなかった頃)→IE(20年くらい前まで)→Firefox(IEとChromeの間の2年くらい)→Chrome(2005年くらいから?)を使用していた。
業務では複数種類のブラウザの通常操作からUserAgentを偽装したりネットワーク通信を偽装したりブラウザの操作を自動化が必要になります。
日常使いではQAの時に使用していて便利だったアドオンを自宅でも使ってみたりなどしている他、遊んでいるブラウザゲームを自動操作させてみたりなど・・・一応、日常でも役に立ってはいるかな。
4.スマホに詳しくなった
これはドメイン、検証対象の動作機器によって大きく変わるところだが、自分の場合、スマホ端末を使ったプロダクトに長く携わっていたため、プライベートではiOSユーザではないのだけど、iOSのこともある程度詳しくなっている。
今まで一緒に仕事をしたQAメンバーの中には端末名を言えば、メモリ、ストレージ、さらにはチップセットまで記憶していて即座に答えられる人もいた。
職業病という範囲では収まらない気がした。(笑)
QA業務では多くの種類の端末に触れる機会も多く、自分が購入するときの参考情報が得られたりもします。
5.5つもなかった
5つなんとしても揚げないとと思うと大抵中途半端な内容があがっていくことになるのでさくっとあきらめることも大事。
できる範囲は限られていて全てを完璧に仕上げることはできないので、「線」は意識しつつも許容する考えも必要。
最後となる5つ目がこんな内容で良いのかは思案が必要。
おしまい。