1
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

上司への質問の仕方について考えてみた

Last updated at Posted at 2022-07-18

なぜこの記事を書こうと思ったのか。

私は、実務経験6ヶ月のエンジニアです。サーバーサイドエンジニアとして働いています。
先日、上司から「君が何を言ってるのかわからない」と言われたため、原因と改善策を記録していきます。

そもそも未経験エンジニアを採用している時点である程度の教育コストは想定しているはずです。
しかし、ヘルプの出し方が下手で、上司が私の課題を把握できないと、
上司:「助けようがない、、」
となるのは当たり前ですよね。

それでも、上司は私の課題を把握しようと、私に様々な質問を投げかけ、時には隣で会話しながら確認してくれます。
とてもありがたいです。優しい。。本当にありがたいです。

しかし、それは余計な教育コストだと、最近気がつきました。

余計な教育コストがかかるとどうなるのか。

・私や上司のタスクの遅延
・私の成長スピードの低下
・上司のリソースを、私の課題で食い潰してしまう。

私の課題を、上司に正確に伝えることができれば、上司は私につきっきりになることはなかったでしょう。
最小限のリソースで私の課題を解決に導くヒントを出すことができたかもしれません。

余計なコストは排除するに限ります。

原因

「何を言っているのかが分からない」と言われた原因を分解して見ました。

・主語・述語が曖昧(これ,それ, etc)
・上司に何を聞けばいいのか分からない。
・私のゴールへの認識が、上司やクライアントと差がある
・自分の行動を記録していない
・調査方法がヘタクソ
・課題に対する認識が甘い

質問もできず、課題が解決できていないどころか、課題を認識できていない状態が続くと
「一体1日何してたんや」
せめて、「考えていることだけでも共有してほしい。」 と僕が上司ならそう考えます。

改善策

・分解した原因に合わせてフォーマットを作る。
・上司に伝えるべきことを明確にする。
    ・何がしたいのか
    ・何で困っている。
    ・何をしたのか。
    ・した上で何で困っているのか。
  

フォーマット

上司の知りたいこと && 私が伝えるべきことを記載します。

1.何がしたいのか

2.何で困っているのか。

3.2に対して、何を実施のか。(根拠も添えましょう)

4.実施した上で、どんなエラー・不具合が出ている?

5.結果から得られたこと。考察

これを埋めるために調査すれば自ずと解決策に向かうはず。
そのために必要なことは下記になります。

  • 行動を記録していく
  • 結果を記録していく
  • 思考を記録していく

チームのslackに作業用のメモとして残していくのもいいと思います。
今、どんなことを考えて作業しているのかをslackのスレッドにまとめていきます。

そうすると、質問する前にチームの人達が助けてくれることもよくあります。

まとめ

どんな仕事でも初めての時は、上司の力は絶対に必要です。
しかし、自力で解決に向かおうとする姿勢も大切です。
いつまでも上司や同僚に頼りきりだと、自分の成長もないです。

自分の実施したことをまとめていくうちに、原因がわかってきたり、解決策を思いつくこともあります。

適切な質問を投げかけることができれば、業務に対しての上司との認識も合わせることができるので、間違った方向に進むことも減っていきます。

このフォーマットは簡易的なものですが、自分の中で一つ基準ができました。
何か課題に当たった時は、このフォーマットに沿って課題を書き出して問題を整理しています。

追記

最近、このフォーマット使っているおかげもあってか自力で解決できることが増えた気がします。
より難しい業務も任されるようになりました。嬉しい。

記事を書いたりするのも、思考の整理になっていいですね。
みなさん、ブログを書きましょう。

1
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?