タイトルに記載の時間はあくまでも目安であり、ネット回線にも依存すると思います。
この記事でお伝えしたいのは、初心者でも簡単にラズパイ始められるよ!ってことです。
私のスペック
ラズパイ、電子工作経験なし。
今は働いてませんが、知人の個人開発のお手伝いでPython(Django)やJavascript(Vue)の簡単なところをちょこちょこ書いたりしています。
使ったもの
ABOX Raspberry Pi 3 Model b+
ラズパイのセットは色々な種類があるようですが、このセットに同梱されている電源ケーブルやHDMIケーブルは自前で用意するセットが多いようなので助かりました。
上記リンク先の説明には「付属のMicroSDHCカードの中にNOOBSシステムプリインストールしてある」と書いてありましたが、買ってから時間が経っており最新のNOOBSをインストールしておきたかったので、後述の通りSDのデータをフォーマットしてwebからNOOBSをインストールしました(NOOBSについては後述)。
LOGICOOL ウェブカム C310h
Webカメラ(以下カメラ)。かなり前のものなので定かではないけど多分これです。かなり安価なものだった記憶があります。
やったこと
前編: ラズパイセットアップ
開封の儀
左から時計回りに、
- 電源ケーブル
- microSDカード(以下SD)
- ヒートシンク
- HDMIケーブル
- カードリーダ
- Raspberry Pi 3 Model b+本体(以下こちらもラズパイと呼びます)が入っていた箱
- ラズパイケース
- ラズパイ
- 説明書×2
ラズパイ表。手のひらサイズでかわいい。
付属SDにNOOBSを焼く
こちらからNOOBSをダウンロードします。
NOOBSとは一言で言うとラズパイ用OSインストーラのことで、ラズパイの公式OSであるRaspbian等が入っています。
次に、SDのフォーマットを行います。フォーマットの手順についてはこちらを参考に行いました。
ダウンロードしたNOOBSを解凍し、フォルダの中身のみ全てをSDのブート直下(/以下)へコピーします。
ヒートシンクを該当箇所に貼る
結線前にSoCとメモリにヒートシンクを貼ります。
なお、ケースは結線後に装着すると思うのですが、手先が不器用な私は裏半分しか付けられてません。ケースはドライバー等不要のカチッとはめるタイプですが、材質の特性上、上手くはまらずバキッといってしまいそうなので。。
各種結線、OSインストール
コピーが完了したらRaspberry Pi本体にSD、マウス、キーボード、ディスプレイ、電源ケーブルを接続し、電源ケーブルのスイッチをオンにします。
自動で上記インストール画面が立ち上がるので、ラズパイにインストールしたいソフト(今回はRaspbian Full)が選択されていることを確認後「インストール」をクリックし、しばらく待ちます。
この画面が出ればインストール完了です。
初期パスワード変更、各種ライブラリアップデート
こちらのサイトを見ながら行いました。
後編: カメラセットアップ、撮影
Webカメラパッケージインストール
コマンドラインで使えるfswebcamをインストールします。
$ sudo apt-get install fswebcam
撮影
カメラをラズパイに繋ぎ、カメラが認識されているか確認するため以下コマンドを実行します。
$ lsusb
今回の場合、上記コマンドを実行して「Logitech, Inc. Webcam」を含む行が表示されていればOKです。
認識されていることを確認できたら、以下のコマンドを実行し撮影してみます。
$ fswebcam image.jpg
オプションを付けると解像度の変更やバナーを消したり等変更ができるようですが、連続撮影はあまり得意でないようです。
結果
おおー撮れました!!👏
が、扉に貼ってある付箋の記載内容が確認できるようにしたい。。
カメラ位置は調節が難しいので、拡大して撮影できたらいいなあ。
余談ですが、ヒートシンクをつけていてもメモリやSoCがかなり熱くなってて、ちっちゃいのに頑張りやがって…とラズパイちゃんに愛着湧いてきました。(笑)
次やりたいこと
取り付けられる場所は物理的に限られているので、
- 拡大して撮れるか調査、だめなら新しいカメラ買う
- 毎日同じ時刻に撮影できるようにしたい
以上が実現できたら、
- 撮影後Slackの特定チャンネルに自動投稿したい
ちなみに
想像以上に反響があってすごく嬉しいです。いいねくれた方、ありがとうございます。
開発メンバーが増え、物理カンバンから
GitHubのProject機能を使うことにしましたため、カメラが要らなくなりました。ラズパイはまたの機会にいただきます😋
参考サイト