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Web系未経験でDjango Girls 1-Day ワークショップに参加してからWebエンジニアに転職が決まるまで

Last updated at Posted at 2019-04-02

Djangoを初めて触ってから約4ヶ月、ついにWebエンジニアになります!!!

主に起こった出来事を時系列で、心境を交えながら書いていきます。

この記事を見ている大半の方とは違うキャリアの歩み方をしていると思うので、直接的には役立たないかもしれませんが
こんな人でもWebエンジニアになれるんだな、
くらいの軽い気持ちで読んでもらえれば幸いです。

Django Girls 1-Day ワークショップとは

これからWebサイトの作り方を学びたい、プログラミングを学びたいと思っている女性のみなさん、初心者向けの勉強会です。詳しくはこちらをご覧ください。

以下、「Django Girls 1-Day ワークショップ」を「ワークショップ」と記載します。

2018年前半までの私の経歴をざっくり

  • 修士卒(理学)
  • 色んな分野のアウトソーシングを手広くやってる日本のIT企業に新卒で就職
  • 大手外資ハードウェアメーカー常駐でPMやってた
  • 他に色々やりたいことがあったので、入社して丸2年で退職
  • そこから2年間無職(主婦)

2018年6月 もくもく会で知り合った人からワークショップの存在を教えてもらう

当時はRailsでもくもくしていました。Djangoの存在はなんとなく知っていて、機会があれば参加したいと思いました。

2018年8月 就職、一応ITのエンジニアになる

技術未経験で入社した現職の会社はこんな感じです。

  • 主に自動車業界向けITサービスを提供する会社
  • 社員数50名未満

ロールはエンジニアだと思います。
約7ヶ月間、Python, TensorflowとC, C#を触りましたが、ずっと開発をしていたわけではないです。

現職の業務の詳細はあまりITと関係がない部分か多くなるので割愛させてください。割とニッチだと思います。要望があったり気が向いたらどこかに書くかもしれません。

機械学習案件やコーディングをメインでできるのであれば、もうちょっとこの会社に長く居てもいいのかなと思っていましたが
会社の意向もあり、そっちの分野はできなくなるのがわかっていたし、マネジメントの体制等疑問に思うことも多々あり、毎日もやもやしていました。

そんな中、Djangoとご対面します。

2019年10月 ワークショップに応募

無職時代にRailsチュートリアルを一人でやってた頃(結局半分くらいやって挫折)の思いの丈を応募動機欄にぶつけ、行けることになりました。

2018年11月 ワークショップ参加🎉

当日の過ごし方等は詳細はこちらをご覧ください。

その後、復習も兼ねてDjango Girlsのミートアップにちょくちょく顔を出すようになりました。
DjangoのことやWebのことはよくわからないまま、Django Girlsチュートリアルのエクステンションもだいたい終えました。

しかし、自分ですぐにできそうな、何か作りたいものがあったわけではありませんでした。
実務未経験ながら「簡単な」アプリを作ってバンバン公開していくTwitter上で観測される人たちを目の当たりにして、それまたもやもやしていました。

そんな中、大学時代の友人からカードゲームWebアプリ作成のお誘いがあったのです。

2018年12月〜 友人とカードゲームWebアプリ開発開始

開発は4人体制で、せっかくなのでバックエンドはDjangoにしてもらいました。
使用技術スタックや開発の進め方等の詳細は別の機会に書きたいと考えてます。

現時点ではまだ課題がたくさんありリリースに至ってませんが、チュートリアルをこなすだけでは意識しなかった全体の構成やDB設計等を意識でき、チーム開発でのGit, GitHubの使い方等を知ることができていい練習、経験になっています。

そんなこんなで2018年から2019年の年末年始に色々考えた結果、2月末で30歳になること、売り手市場であることも考慮し、転職を決意したのでした。

2019年1月〜転職活動開始

まずは大手転職サイトに登録、応募職種をアドバイザーに相談し、

  • 社員数100名以上(小さいところはもう嫌だと思っていたので)
  • 未経験OKであること
  • 職種を下記に絞る(絞れてない)

機械学習(AI)エンジニア、Webエンジニア、データサイエンティスト

今は売り手市場なので、データサイエンティストや機械学習エンジニアも未経験で採ってもらえると聞いたので
じゃあ応募してみようかな〜くらいのノリで始めました。

書類を送ったのは20〜30社、面接行ったのは10社行かないくらいです。

面接で感触が良かったところは、あまり自分が行きたいと思えるところではありませんでした(使う技術や感じ取れる雰囲気とか)。

内定をもらえそうな会社もいくつかありましたが、もらっても行かないだろうな、と思い最終面接を辞退していたため
エージェント経由では結局内定はもらいませんでした。

この頃、定時後や土日をほぼ就活と勉強会等に費やしていたため、精神、身体共にかなり疲れていました。

2019年2月〜 Wantedlyで活動開始

もともと登録だけしていたものの、コミュ強で優秀でキラキラしてる人しか使いこなせないんだろうなと思い敬遠していましたが、このままエージェント使ってても上手くいかなさそうだったのでなんとなく使い方を調べてみたところ、意外と

Wantedly使って未経験からエンジニアになれました!

みたいな記事が散見されたので
試しにやってみるか〜という軽いノリで始めました。

ネットに落ちている情報を総合すると、まずはとにかく

  • プロフィールを充実させる
  • 顔がわかる写真を載せる(証明写真みたいな写真でなく、常識の範囲内でプライベートで楽しそうな写真)

ことが重要らしいので、その通りにしました。

下記にあるアピールしたいことは自己紹介欄の上部に簡潔に書きました(スマホ表示で5行程度)。

  • 直近で携わった機械学習案件について
  • Djangoを自己学習していること
  • 趣味の語学や言語学のこと

Webエンジニアも面白そうだとも思いつつ、将来やりたいことにつながりそうな機械学習を仕事にしたいと考えていたからです。
データサイエンティストは自ずと候補から外れていきました。

また、企業の社員数はこだわらないようにしました。
私が見ていた会社はほぼ50〜60人かそれ未満でした。

プロフィール写真はワークショップの最後にみんなで撮ったものにしました。

本当は自分の顔写真なんて晒したくないですが、背に腹は代えられないと思い載せました。(笑)

そうしたところ5社くらいからスカウトがきました。
そのうちの1社が次の職場です。

それ以外にも機械学習と自然言語が関わりそうな領域の2社に「話を聞きに行く」ボタンを押していました。
実際にWantedlyで会社訪問に行ったのは合計3社です。

何を聞かれたか

訪問時の軽い面談一発で内定頂きました。
そのときは履歴書すら渡していません(笑)

スカウトの連絡を頂いた方は日本人 (CEO) だったので、その方と面談するかと思ってたんですが、当日訪問したら外国の方(リードエンジニア)が対応して
「僕、日本語苦手だから英語でもいい?」
と言われ英語で面談しました。

あーもう無理だわーと思いながら必死に会話しました。(笑)
それが終わったあとCEOと面談し、じゃあ内定ね〜みたいな流れになり、
えええ〜こんなんでいいの??ってなりました(笑)
その翌日、3月半ばにちゃんと内定の旨メールを頂きました。

転職のやり方は人それぞれだと思いますが、今回の場合、私にはWantedlyの方が合ってると思いました。

Wantedlyは履歴書や職務経歴書で見えないような、趣味とか人柄をアピールしやすい気がします。

次行くところはどんなところか、何をするか

都内にある創立2年目社員10名未満のスタートアップで、社員の半数が外国人です。
事業内容は自動車とは無関係で、全然意識したことがなかった分野です。
私は5月から、創業メンバーのバックエンドエンジニアとして働きます。
社員のバックグラウンドは様々ですが、学歴職歴がすごい方々ばかりで、何で私ここにいるの🤔?ってなってます(理由はちゃんと聞いたんですけどね)

入社を決意するに至るまでの心境の変化

最初は
ベンチャーだから絶対ハードワークだし人数超少ないし年収も下がるし夫に迷惑かけるし
辞退しようかな…と思ってましたが、
収入以外は私が欲しい環境が全て揃っていたし、ベンチャーの創業メンバーになれるとか
この経験は買いたくても買えるもんじゃないし面白そうじゃん?と思えてきて
夫も「自分の好きなことをしてほしい」と背中を押してくれました。

決め手👏

  • 担当範囲は基本バックエンドだが機械学習、フロントエンドもできるチャンスがある
  • 社内コミュニケーションは基本英語
  • 内定承諾の返事を1週間待ってもらえた
  • 入社までトレーニング期間を設けてもらえる

外資系の現場にいた頃、様々な国の人と仕事をして
大変ではありましたが、毎日が色々な発見があり楽しかったし
英語もできるようになりたくて、
また外資で働きたいと思っていたので、外資ではないですがちょうど良かったです(笑)

あと、内定の連絡を面談の翌日に頂いたのですが、考えたいので1週間待ってほしいと伝えたところ、本当に待ってもらえました。

実はその期間中に、他の気になっていた会社の訪問が控えていたからです(結局訪問した後連絡こなかった)。

トレーニング期間については先方から提案があったので驚きました。

ベンチャーなので即決断、即現場へ投入を覚悟していたので意外でした。

創業初期のスタートアップで働くリスクもある程度理屈では理解しているつもりです。
それを知ってでもやりたいと思ったし、そこまでしてもらえるのであれば、私も誠意を持って応えたいなと思い、内定を承諾しました。本当にありがたいです。

これから

とにかく早く会社、チームに価値を提供できるように食らいついていきたいです。

また、このような機会を与えてくれたDjango Girlsを始めDjangoに貢献すべく
メンターや技術的な取り組みのブログでの発信など積極的に活動していきたいです!

5月18日のDjangoCongress JP 2019のカンファレンスデーに参加するので、お会いした際はよろしくお願いします🙏

最後に

Djangoに出会って、できることの可能性が広がり、視界が開けた気がします。

ワークショップに参加する前の私は、まさかこんな仕事に就くとは
夢にも思っていませんでした。

新元号と共に始まる、全く新しい環境でのエンジニア生活。
スタートアップなので毎日が仕事一色になるかもしれませんが、人生においてそんな時期もあってもいいのかなと思いつつ
ワクワクと不安が半々ですが、これからも知らなかった世界を切り拓いていきたいです!!🚀

最後に、Django Girlsの皆さま、家族、友人と
この記事を最後まで読んでくださった方々に深く感謝申し上げます。

ありがとうございました🙇‍♀️

追記 (2019年4月25日)

色々あってこの会社の内定を辞退しました。一応、円満辞退です。
理由はスキルレベルのミスマッチが内定承諾後に判明したからです。
応援してくださった方々、このブログを読んでくださった方々にはこんな形で報告することになってしまい大変申し訳ないです。
転職、就職って本当に難しいですね。。
今後については、立ち直り次第就活を開始しようと考えてます。

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