こんにちは!
累計4か月間でGoogle Cloud認定資格を全冠したので、これから受験される方、勉強を始めようとしている方の参考になればと思い、最短合格のためのノウハウを投稿したいと思います。
Google Cloud認定資格一覧
2025年9月現在、Google Cloud認定資格はレベル別(Foundational、Associate、Professional)に13個の資格が存在します。
試験申し込みにはCertMetricsへの登録が必要です。
※以前は英語の資格申込みに英語アカウントが必要だったようですが、現在は日本語アカウント1つで全ての資格に申し込むことができます
レベル | 資格名 | 略称 | 言語 |
---|---|---|---|
Foundational | Cloud Digital Leader | CDL | 日本語対応 |
Foundational | Generative AI Leader | GAIL | 日本語対応 |
Associate | Associate Cloud Engineer | ACE | 日本語対応 |
Associate | Associate Google Workspace Administrator | AGWA | 日本語対応 |
Associate | Associate Data Practitioner | ADP | 英語のみ |
Professional | Professional Cloud Architect | PCA | 日本語対応 |
Professional | Professional Cloud Database Engineer | PDBE | 英語のみ |
Professional | Professional Cloud Developer | PCD | 日本語対応 |
Professional | Professional Data Engineer | PDE | 日本語対応 |
Professional | Professional Cloud DevOps Engineer | PCDE | 日本語対応 |
Professional | Professional Cloud Security Engineer | PCSE | 日本語対応 |
Professional | Professional Cloud Network Engineer | PCNE | 日本語対応 |
Professional | Professional Machine Learning Engineer | PMLE | 日本語対応 |
どれから取ればいいのか
たくさん試験があるので、どれから受験すればよいか迷う方もいるかと思います。(私は迷いました)
以下におすすめの効率的な順番を記載します。
・基本的にはFoundational→Associateレベル→Professionalレベルの順
・但しAssociate Google Workspace Administratorは他の資格と出題範囲がほとんど被らないので、どのタイミングでもOK
・Professional内の順番
┗サービス全般が出題範囲となっているProfessional Cloud Architectが最初
┗A~Cの同カテゴリ内は出題範囲が一部重複するので、連続で受けると効率的(同カテゴリ内の順番は好みでOK)
┗全部受けてみた感じ、こだわりがなければA→B→Cが無難
カテゴリ | 資格名 |
---|---|
A | Professional Cloud Database Engineer |
A | Professional Cloud Developer |
A | Professional Cloud Network Engineer |
B | Professional Cloud DevOps Engineer |
B | Professional Cloud Security Engineer |
C | Professional Data Engineer |
C | Professional Machine Learning Engineer |
勉強法
1.公式の試験ガイドに目を通す
公式サイトに試験ガイドがあるので、ざっとでいいので一読します。
ぶっちゃけ見なくても問題はありません。
2.公式の模擬試験を受ける
公式サイトに模擬試験があるので、一度受験します。
意図としては、ここで出てきたサービスが後述の4で選んだ教材に一度も出てこない場合、教材が古いと気付くことができます。
本番で同じ問題は出ないので、点数は気にしなくてOKです。
信頼しているサイト、教材作成者がいる場合は、省略しても問題ありません。
3.G-gen、zenn、Qiitaの合格記事等で出てくるサービスについてなんとなく把握する
各試験に出てくるサービス、単語等を体系的にまとめている記事があるので、一読してなんとなく試験範囲のサービスについて把握します。
全体的になんとなく把握できているだけで、4の勉強時の学習効率が大分違ってきます。
この時点で完全に理解する必要はありません。
最新の出題範囲に対応した記事がない場合でも、改訂前と出題範囲はある程度重複している場合があるので一読する価値はあります。
4.Udemy等の検索でヒットするサイトを使って勉強
ここが一番大事なので、文章多めに書きます。
教材選び
本番に近い問題を提供している教材を探すことが重要です。
Udemyの場合は口コミを必ず確認し、「この教材のおかけで合格した」「同じ問題が出た」等の口コミが多い、評価の良い教材を購入しましょう。
問題数に関しては多ければ良いというわけでもなく、150問前後の教材を選ぶことをお勧めします。300問くらいある教材もありますが、もう出題されない古い内容が含まれている可能性大です。
英語の教材を選ぶ
以下の理由から英語の教材を選ぶことをお勧めします。
・英語の方が教材が豊富
・基本的にネット上には英語の情報の方が多いため、解説に納得がいかない問題は、問題をそのまま検索した際に日本語よりヒットしやすい
・(恐らく)日本語の教材も英語の問題を翻訳して作成しているケースがほとんどのため、たまに誤訳や作成者の意訳になっていて意味が分かりにくい問題あり
サービス名、単語は基本的に英語でも覚える
英語の教材を翻訳して勉強する場合に、サービス名、コマンドも和訳されることがあります。
例えば「Vertex AI」というサービスは「頂点AI」と翻訳されることがありますが、本番では「Vertex AI」と出題されるため「頂点AI」だけ覚えても本番で混乱してしまいます。
サービス名、コマンド、特定の単語は英語のまま出題されるため、基本的には英語のまま覚えることをお勧めします。
AIを使う
あまりCloudサービスに明るくない方は、問題文の意味すら分からないケースがあります。
その際にひとつひとつ検索して調べていては時間がかかりすぎるので、AIを活用することをお勧めします。
最後に
資格全部取ったで賞(Google Cloud Partner All Certification Holders)が新設されたので、皆さんも全冠を目指してはいかがでしょうか。
資格に合格すると、タイミングがいいとGoogleグッズが貰えるので、ぜひ皆さんも取得してみてください。