はじめに
このご時世で「新規事業」といったものに関わってくると、必ず「AI」に取り組むことになります。
3年ほど手探りでやってきましたが、エンジニアが話していることを理解するためにはきちんと勉強する必要があると思い、G検定を学習しました。
G検定の学習を始めてみると、資格の取得程度では到底語れない世界があることを思い知り、コードに手を出してみます。
(ただしお金のかからない範囲で)
#準備するもの
- iPad
- Microsoftアカウント
#勉強する人のスペック
- G検定合格(2020.3)
- コードは10年以上書いてない
- VB6.0,PL/SQL,COBOL
- 大学時代は作者の気持ちを考えていました
Azure Notebookとは?
pythonエンジニアは大抵、jupyter notebookという環境で色々開発などをしています。
Azure Notebookは、MicroSoftアカウントがあれば、誰でも無料でAzure上でjupyter notebookを使ってpythonなどの機械学習の勉強ができます。
「勉強してみたいけど環境に投資するのは・・・」という人におすすめです
#手順
##AzureNotebookにサインインする
Microsoftアカウントがあれば特に問題はありません。
普通にサインインしましょう
##プロジェクトを作成する
サインインすると、[My Projects]というリストが表示されます。
ここから[New Project]を選択して、プロジェクトを作成しましょう。
名前はなんでもいいです。
##プロジェクトを開く
プロジェクトを開くと、ノートの一覧が表示されます。
まだ何もないので、[+]から[Notebook]を選択してノートを作成します。
ノートの名前と言語を選択するダイアログが表示されるので、適当な名前をつけて、言語を選択しましょう。
ここではPython3.6を選択します。
##ノートを編集する
ノートの一覧に作成したノートが表示されるので、選択してノートの編集画面に移行します。
枠で囲まれた入力領域が一つだけ表示されています。
ここが、コード等を編集するエリアです。
##コードを書いてみる
上部にあるリストボックスには
− Code
- Markdown
- Raw NBConvert
- Heading
という選択肢があります。
まだ初心者なのでよくわからないですが、Codeはコードを書く、Markdownは、コメントセクションなどに使うのでしょうね。
後の2つは名前をみただけでは分かりませんが、おいおい調べていきましょう。
とりあえず、Codeを選択して、編集エリアをコード用の領域にします。
コードは好きなものを書きましょう。
と言っても、実はpythonがまだわからないので、とりあえず例のアレを書きます。
print("Hellow")
まずは操作方法の確認なので、この程度でよしとします。
もっと高度な物を書きたいならどこかからコピペしてきてもいいと思いますし、自分で書ける人ならそもそもこんなところみていませんね。
コードを実行する
コードがかけたら実行します。
上部の[Run]を押すと、コードが実行されて出力されます。
print("Hellow")
Hellow
これでひとまずコードを書いて、実行することができました。
ここまでのまとめ
今回はAzure Notebookを使って
- Projectの作成
- Notebookの作成
- コードの編集と実行
の方法を確認しました。
次回からはこの環境を使って、pythonを使ったデータ処理を学んで行きたいと思います。
2021.2.13 追記
下書きのまま保存しているうちに、AzureNotebookは提供終了してしまったようです。
この記事を書いたあとに受講したe-learningでは、Google colaborateを使って研修を受けたので、次回はGoogle colaborateの環境構築を見ていきます。