ChatGPTやGeminiを使いこなす!プロンプト6つの使い方
AIとの対話で「うまく答えてくれないな…」と思ったことはありませんか?
実は、ちょっとした頼み方の工夫=プロンプトの使い方を変えるだけで、AIからの応答が劇的に良くなることがあります。
本記事では、ChatGPTやGeminiなどのAIを活用する上で覚えておくと便利なプロンプトテクニックを紹介します!
💡 プロンプトとは?
AIに指示を出すときに使う「命令文」のことを プロンプト(Prompt) と呼びます。
例えば、「今日の天気を教えて」というのも立派なプロンプト。
このプロンプトの書き方次第で、AIの応答内容は大きく変わります。
簡単かつ便利なプロンプトテクニックたち
Zero-shot Prompting
事前の例を与えずに、一発でタスクを依頼する方法です。
例:
次の文章を要約してください
AIは「要約する」というタスクを自ら推測して実行します。
単純な作業や、明確に伝えられる指示に向いています。
Few-shot Prompting
いくつかの「例」をAIに見せてから、続きをやってもらう方法です。
例:
- りんご → 果物
- にんじん → 野菜
- サーモン → ?
AIは「魚」と出力するはずです。
「この形式で答えてね」とお手本を見せることで、AIがパターンを学習しやすくなります。
Roleplay Prompting
AIに役割(キャラや専門職)を与える方法です。
例:
あなたはプロの編集者です。以下の文章を添削してください。
専門的な視点やキャラ視点での回答が欲しいときに便利!
Format-constrained Prompting
出力の「形式」や「構造」を指定する方法です。
例:
以下のフォーマットで回答してください: タイトル:〇〇 要約:△△ 感想:□□
表、JSON、Markdown形式など決まった型が必要なときに重宝します。
Instructional Prompting
「どうしてほしいか」を丁寧に具体的に伝える方法です。
例:
以下の文章を、分かりやすくなるように言い換えてください。小学生にも理解できるように書いてください。
丁寧に書けば書くほど、精度の高い回答が得られるのが特徴です。
Step-by-step Prompting
AIに「順を追って考えて」と指示する方法です。
例:
ステップバイステップで考えてください
通常、AIは式を一気に解こうとしてミスすることがありますが、
順序立てて考えさせることで正確な回答が得られるようになります。
まとめ:プロンプト6つの使い分け
- Zero-shot: 一発指示。スピード重視のときに。
- Few-shot: 例を見せて、パターンを学ばせたいときに。
- Roleplay: 役割を与えて、専門家やキャラ視点の応答を得たいときに。
- Format-constrained: 出力形式を指定したいときに(Markdown・JSONなど)。
- Instructional: 丁寧に具体的に指示したいとき。精度を上げたいときに。
- Step-by-step: 順序立てて考えさせたいとき。ミスを減らしたいときに。
おわりに
AIとのやり取りは、ちょっとした「頼み方の工夫」で結果が大きく変わります。
プロンプトの書き方を意識するだけで、「こんなことまでできるの!?」と驚く場面が増えていくはずです。
ぜひ、今回紹介したプロンプトテクニックを試してみてください!