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【超初心者向け】Excelマクロについて知っておくべきこと

Last updated at Posted at 2022-12-24

はじめに

業務で行われるExcelの細かい繰り返し作業を何とか自動化させたく、独学でマクロの勉強を始める人は少なくありません。私もそうですが、まだ超初心者の段階にとどまっています。
この記事では、講座の先生から聞いた知識をピックアップして、知らないと損するいくつかのテクをまとめていきます。
それぞれのテクは関連性がないので、興味を持っているものだけ読んでいただいても問題ございません。

テク①:マクロの改行

コードが長くて改行したいときは、「 _ 」のようにスペース下線をつけると、Enterで改行できる。
※Enterを押すだけでエラーになる

▼エラーになる改行▼
間違っている改行.png
▼正しい改行▼
正しい改行.png

テク②:列番号を速く取得する方法

Excelでマクロでセルを指定する際に、「Cells(行番号,列番号)」で指定することが多いです。
行番号は、エクセルファイルを見ればすぐわかりますが、列はA, B, Cのようにアルファベットになっているため、数えるのが大変です。
そこで、ここでは列番号を早く取得できる方法を二通り紹介します。

  • 関数COLUMNを使う

    • 一行目に「=column()」と入力すると、素早くその列の番号を取得できる
      co.png
  • C1R1参照形式を使う

    • 「ファイル」⇒「オプション」⇒「数式」⇒「数式の処理」⇒「C1R1参照形式を使用する」にチェックを入れる

    • 形式を変えると、下記のような列番号をすぐ確認できる画面に切り替わります。
      rici.png

    • ただ、この形式を使うことで、通常のエクセルで行う簡単な計算でも複雑になるため、要注意

      • 下図のように、足し算でもわかりにくいため、不便と感じる際に通常の形式に戻すことがおすすめです。
        R1C1見にくい.png

テク③:ミスチェックのコツ

構文にミスが発生する際に、自動構文チェック機能が動作して、注意画面が立ち上がります。立ち上がるたびに閉じる必要があるため、面倒な時にこの機能を閉じることができます。
その代わりに、下記2つのコツでミスをチェックできるため、覚えておくと便利だと思います!

  • ミスがあると、その構文が赤くなる!
    エラー赤い.png
  • スペルミスがある場合は、スペルした英語の頭文字は大文字にならない
    大文字ならない.png

おまけ:自動構文チェックを閉じる方法
[ツール] → [オプション] → [自動構文チェック] をオフ

テク④:複雑なマクロのセルフチェック方法

  • F8キーで、一行ずつ実行して確認する
  • ウォッチウィンドウを開き、変数の値の変化を確認する
    • [ 表示 ]→[ ウォッチウィンドウ ]
    • 変数を右クリックして、「ウォッチ式の追加」で変数をウィンドウに追加
    • これで、変数が一個一個変わるたびに、ウォッチウィンドウで確認できるようになる
      watch.png

おわりに

いずれも簡単なテクですが、マクロを書くうえで少しでも楽になる助けになればうれしいです。
以上、超初心者向けの4つのテクでした。

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