データベースを操作するには、データベースに対する命令文(SQL文)を書けることが必要不可欠です。
そこで、基本的なSQL文をまとめました。
ここでは、SQLの分かりやすい勉強サイト「SQL bolt」を参考に紹介します。
次のテーブル「student」をいじっていきます。
id | name | club |
---|---|---|
0121 | Tanaka | baseball |
0122 | Kato | soccer |
0123 | Kato | street dance |
例えば、名前がKから始まる人の情報を引っ張ってきたいとしましょう。
その時は次のように書きます。
SELECT *
FROM student
WHERE name LIKE "T%";
このSQL文の意味は「studentテーブルから(FROM)、すべての行を選び(SELECT)、名前がTから始まる人を選ぶ(WHERE)」です。
T%は前方一致を表します。
%tだと最後がtのものを選んできます。
%t%だと、tを含むものすべてを選んできます。
SQL文は大文字と小文字を区別しないので、意識しなくてもOKです。
次に、もう1つのテーブル「information」を追加します。
number | height | weight |
---|---|---|
0121 | 168 | 72 |
0122 | 191 | 88 |
0123 | 170 | 55 |
ここで、studentとinformationをくっつけてみます。
それぞれのテーブルは作成者が異なるため、idとnumberは同じ値ですが、違う列(カラム)名を与えてしまいました。
この場合、次のようにすれば、テーブルをくっつけられます。
SELECT *
FROM student
JOIN information
ON id=number;
こうすれば、次の表になります。
id | name | club | height | weight |
---|---|---|---|---|
0121 | Tanaka | baseball | 168 | 72 |
0122 | Kato | soccer | 191 | 88 |
0123 | Kato | street dance | 170 | 55 |
こうすれば、後はデータを整理していきましょう。
身長の平均を出す時は、
SELECT id, AVG(height) AS Average_height
FROM employees;
AVGの所をSUMすれば合計、COUNTにすればデータ数、MAXにすれば最大値を出してくれます。
SQL文は、まだまだたくさんあるので勉強してみてください。