はじめに
Windows Server を構築した際にとりあえず設定しておくことです。
パフォーマンス優先の設定にする
手順
- 「ファイル名を指定して実行」で「sysdm.cpl」と入力して「OK」をクリックする。
- 「システムプロパティ」画面の「詳細」タブを選択する。
- 「詳細」タブの「パフォーマンス」の「設定」をクリックする。
- 「視覚効果」タブの「パフォーマンスを優先する」を選択する。
- 「詳細設定」タブの「次を最適なパフォーマンスに調整」の「バックグランドサービス」を選択する。「OK」ボタンをクリックする。
PCの用途が分かる壁紙に変更する
目的
「本番AP01」「検証DB01」のような壁紙を設定して現在作業しているPCを明確にするで、検証機で作業しているつもりが本番機で作業していたといったリスクを減らします。
ポリシーを使用することで、全てのユーザーに対してデフォルトの壁紙として設定することができます。
手順
- PCの用途やサーバー名を示す壁紙用の画像ファイルを作成する。(ex. 本番AP01、サーバー名 など)
- 壁紙を設定するPCの共通フォルダに画像ファイルを保存する。(ex. C:\Users\Public\Pictures\wallpaler.png)
以下は、意外と考慮漏れになる致命的な実装です。 - 「ファイル名を指定して実行」で「gpedit.msc」と入力して「OK」をクリックする。
- 「ローカル コンピューター ポリシー」で 「ユーザーの構成」→「管理用テンプレート」→「デスクトップ」の順に展開し、「アクティブ デスクトップ」をクリックする。
- 「アクティブ デスクトップの壁紙」をダブルクリックする。
- 「設定」タブ」「有効」をクリックし、使用するデスクトップの壁紙へのパスを入力し、「OK」をクリックする。
サインアウト.bat をデスクトップに用意する
目的
デスクトップに「サインアウト.bat」を用意して、サインアウトの操作を簡単にすることで、誤操作によるシャットダウンと未サインアウトによるメモリの浪費を防ぎます。
パブリックユーザのデスクトップに「サインアウト.bat」を格納することで、全てのユーザーにデスクトップに「サインアウト.bat」を配置することできます。
手順
- 後述の「サインアウト.bat」を用意する。
- 「C:\Users\Public\Desktop」に「サインアウト.bat」を格納する。
サインアウト.bat
logoff
おわりに
ちょっとしたことで、効果があるものは積極的に設定しておきたいですね。
他にあればぜひコメントください。