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GitBucketを使ってみる

Last updated at Posted at 2018-06-19

GitBucketを使ってみる

GitBucketとは、日本人が作成したGitHubライクアプリである。
GitBucketは、Scalaで実装されたオープンソースのGitサーバで導入が非常に手軽である。
例えば単純に利用するだけであれば、以下のような手順だけで良い。

1.GitBucketをダウンロードする。
http://takezoe.hatenablog.com/
2.GitBucketを実行する(Javaがインストール済みであること前提)。
java -jar gitbucket.war
3.GitBucketにアクセスする。
http://localhost:8080/

DBを変更

GitBucketではデフォルトでH2というデータベースを使用しているが、
業務などで使用することを想定するのであれば、PostgreSQLやMySQLを使用することが推奨されている。
例えばPostgreSQLで設定する場合、createdbでDBを作成した後、
$HOME/.gitbucket/database.confの設定で以下のような感じに設定する。

db {
  url = "jdbc:postgresql://localhost/gitbucket"
  user = "test"
  password = "test"
}

DBごとの詳細な手順は以下のページに記載されている。

リバースプロキシを使用

リバースプロキシを使用する場合、以下の3つの設定が必要である。

  • GitBucket起動時の設定
  • Apacheのプロキシ設定
  • Gitbucketで設定

GitBucket起動時の設定

GitBucketではデフォルトでルートのパスになる。
これを変更する場合は以下のように--prefixオプションを指定すれば良い。

java -jar gitbucket.war --prefix=/mygitbucket

ちなみにTomcat経由でも起動できるので、その場合はTomcatの設定でコンテキストパスを指定できる。

Apache(Web)のプロキシ設定

Apacheでリバースプロキシの設定を行う場合、以下のように設定する。
(以下の例ではGitBucketのサーバのIPは172.17.0.2である)

httpd.conf抜粋
LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
LoadModule proxy_http_module modules/mod_proxy_http.so

ProxyPass /mygitbucket/ http://172.17.0.2:8080/mygitbucket/
ProxyPassReverse /mygitbucket/ http://172.17.0.2:8080/mygitbucket/

Gitbucketで設定

上記の設定まででも動くようだが、以下の設定を入れないと画面からリポジトリURLを取得する際などに元のURLが表示されるようだ。

  1. 右上の自分のアイコンをクリックして、[System administraition]を選択する。
  2. [System Settings]をクリックする。
  3. Base URLを入力する。

便利だと思ったオプション

オプション例 説明
--port=XXX ポート番号
--prefix=/XXX パス。
--max_file_size アップロード可能なファイルサイズ。
--validate_password=false パスワードの文字種制限。デフォルトではtrue。制限を解除するにはfalseで指定する。LDAPを使用するなら不要(その場合は画面から設定)。
--gitbucket.home GitBucketのホームのパス。

その他

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