はじめに
この記事は、PowerAutomateのコネクタを活用して、
UiPathのロボットを起動してみる内容をまとめたものになります。
本情報は、2023/07/17時点での情報です。
この記事はUiPathブログ発信チャレンジ2023サマーの21日目の記事です。
PowerAutomateコネクタ
ライセンス
PowerAutomateには、さまざまな製品等に接続するためのコネクタが用意されています。
ただ、一部はプレミアムコネクタになっております。
(Microsoft社以外の製品に接続する場合、プレミアムコネクタが必要になっているようです。)
UiPathのコネクタもこのプレミアムコネクタになっている為、
有償版のPowerAutomateのライセンスを購入する必要があります。
(Microsofot365にPowerAutomateのライセンスが付随している場合がありますが、
このライセンスではプレミアムコネクタは利用できません。)
上記の、「Microsoft Power Automate Free」ではプレミアムコネクタは利用できません。
UiPathコネクタ
PowerAutomate側のUiPathのコネクタは現時点で、
Queueへの追加と、ジョブ開始の2種類のみです。
UiPath側の設定
ここでは、割愛させていただきます。
通常Community版のUiPathの場合は、
いつも通り、OrchestratorおよびAssistantの設定を行えば大丈夫です。
UiPath側の環境が、オンプレミス環境の場合や、外部からの接続を制限している環境の場合、
別途設定が必要またはコネクタ自体の利用が不可な場合があります。
利用方法
プルダウンで選択する箇所は、
Orchestratorからの情報が表示されるので、選択することも可能です。
引数といったジョブ実行に必要な情報を渡すこともできます。
https://learn.microsoft.com/ja-JP/connectors/uipathorchestrator/#start-job
まとめ
今回はPowerAutomateのUiPathコネクタを活用を試してみました。
PowersAutomateからUiPathを実行する方法は、
今回紹介したUiPathのコネクタまたは、HTTPコネクタを活用して、WEBAPIを実行する方法が考えられると思います。
※両方ともプレミアムコネクタになります。
UiPathコネクタは現状できることが少ない(キューの追加、ジョブ実行)為、
HTTPコネクタの方がまだ軍配が上がるのではと言う印象でした。
ただ、APIを意識することなく簡単にUiPathのジョブ実行ができる為、
今後機能が増えていけば非常に便利なものになると思います。
今後のアップデートに期待しています。
関連リンク
- UiPathとPowerAutomateの連携は以下の記事も参考になります。