javascriptにおいて配列を操作するメソッドです。
1. forEachメソッド
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forEachメソッド
とは、要素を1つずつ取り出して、全てに繰り返し処理を行うメソッドです。
const numbers = [1,2,3];
console.log(numbers);
//出力結果 [1,2,3]
numbers.forEach((number) => {
console.log(number);
});
// 出力結果
// 1
// 2
// 3
という結果になります。
numbers.forEach((number) => {
console.log(number);
});
こちらの記述に注目します。
このように引数に関数を入れたものをコールバック関数
と呼びます。
コールバックとは関数の中に違う関数を入れて関数を呼びだすための関数を指定することです。
2. pushメソッド
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pushメソッド
とは、配列の最後に新しく要素を追加できるメソッドです。
const numbers = [1,2,3];
console.log(numbers);
//出力結果 [1,2,3]
numbers.push(4);
console.log(numbers);
//出力結果 [1,2,3,4]
という結果になります。
ここは問題ないかと思います。
3. findメソッド
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findメソッド
とは、条件式に合致した最初の要素だけを取り出すメソッドです。
const numbers = [1,2,3];
console.log(numbers);
//出力結果 [1,2,3]
const evenNumber = numbers.find((number) => {
return number % 2 === 0;
});
console.log(evenNumber);
//出力結果 2
という結果になります。
こちらでもコールバック関数が使われています。
number % 2 === 0
は、とある値を2で割った余りが0。
すなわち偶数を条件としています。
そして、順番に条件を当てはめていき、最初に当たった数字が2なので、出力される値は2となります。
注意としては、return
を使用して、処理を終了させましょう。
4. filterメソッド
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filterメソッド
とは、条件式に合致した要素を全て取り出すメソッドです。
const numbers = [1,2,3];
console.log(numbers);
//出力結果 [1,2,3]
const oddNumber = numbers.filter((number) => {
return number % 2 !== 0;
});
console.log(oddNumber);
//出力結果 [1,3]
という結果になります。
こちらでもコールバック関数が使われています。
また、find同様return
を使用して、処理を終了させましょう。
number % 2 !== 0
は、とある値を2で割った余りが0ではないもの。
すなわち奇数を条件としています。
そして、順番に条件を当てはめていき、当たった数字が1と3なので、出力される値は[1,3]となります。
5. mapメソッド
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mapメソッド
とは、配列の要素全てに処理を行い、新しい配列を作り出すメソッドです。
const numbers = [1,2,3];
console.log(numbers);
//出力結果 [1,2,3]
const tripleNumber = numbers.map((number) => {
return number * 3;
});
console.log(tripleNumber);
//出力結果 [3,6,9]
という結果になります。
こちらでもコールバック関数が使われています。
また、find,filter同様return
を使用して、処理を終了させましょう。