はじめに
2023年度実施のマナビDX Questのターム1に参加してみての感想です。
「応募しようか迷っている」という方の参考になれば幸いです。
(ターム2も現在取り組み中なので、そちらの感想も2月下旬に投稿予定です)
マナビDX Quest (ターム1)とは
経済産業省主催の「マナビDX Quest」。特徴を簡単に言うと...
-
ケーススタディ
- 「こんな企業があるとします。データはこれです。分析して、課題を見つけて、改善案を提案してください」という流れです。
-
講師がいない
- 講師による座学ではありません。
- 参加者が情報交換して学び合い・教え合いながら、与えられた課題を解決していくPBL (Project-based Learning:プロジェクト型学習)を中心に据えたプログラムです。
-
とにかく受講生同士でワイワイ学ぶ
- 質問や、それに対する回答などの発信が受講生間で飛び交っています。
- 有志で勉強会が開催されたりもしています。
参加した理由
GCIを終えて
今回のマナビDX Questに応募する直前に、その頃参加していたGCI 2023 Summerが丁度終わりました。
GCIでは、Python
を使った機械学習手法の基礎を学んでいました。
それに付随して独学では、生成AIの使い方、ショートカットキーの種類、論理的思考なども自分なりに学んでいました。
そんな中、GCIのアシスタントさんから、「マナビDX Questは更に実践的」という話を聞いたので、「GCIで学んできた知識をどれほど使えるのか試してみよう!」と思ったのがきっかけです。
Excelを学びたかった
GCIでPython
を学んだとは言え、そもそもExcelの基本的な関数の使い方すら危うかったため、「Excelを学びたい」と思い応募しました。
そういう訳で、マナビDX Questでは、Excelをメインに学ぶコース以外にもがっつりプログラミングをするコースもあるのですが、私はあえてExcelメインのコースを選択しました。
結果(所感)
-
Excel苦手意識は消滅した
- 基本的な関数は一通り、覚えるだけでなく使えるようになりました。(
vlookup
など) - Excelを使ったデータ分析手法も学ぶことができました(重回帰分析など)
- 基本的な関数は一通り、覚えるだけでなく使えるようになりました。(
-
ビジネス的な視点が身に付いた
- マナビDX Questでやることは、ただ与えられたデータを分析して自分なりに課題を見つけて解決策を提示して終わり、ではありません。
- 経営層や従業員、顧客など、ステークホルダーの立場や意見も考慮した上で最終的な打ち手案を提案する必要があります。そのため、独りよがりのITコンサルティングではない、ビジネス的なDX推進力が身に付いたと感じています。
その他
- マナビDXの「DX」は、「デジタル・トランスフォーメーション」ではなく、「デラックス」らしいです。意外ですね。
- 参加にあたって必要だったアセスメントテストが完全初学者の私にとっては非常に難しかったです。あれを何度もやり直したことで、既にマナビDX Quest開始時にはExcelの知識が大分ついていました。